海外ミステリ通信

『海外ミステリ通信』2017年11月号


カテゴリー: 2017年11月15日
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              月刊 海外ミステリ通信
          第125号 2017年11月号(隔月15日配信)
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★今月号の内容★

〈特集〉       ミステリのなかの恋愛
〈邦訳新刊レビュー〉  『殺人者の記憶法』 
〈未訳原書レビュー〉 "A LEGACY OF SPIES" by John Le Carre
                      (Carreのeの上にアクサンテギュ)
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 ■特集 ―― ミステリのなかの恋愛
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 ミステリの中で、登場人物の人間関係、恋愛事情が気になる物語がある。相手を思
うときの心理描写に惹かれ、シリーズ作品であれば2人の関係の変化を見守るのも楽
しい。プラトニックなものだったり、結婚してパートナーになる場合もある。関係が
うまくいかなくて読者の方まで悲しい気持ちになったり、ハッピーエンドに希望をも
らったり、恋愛って不思議ですね。

●ジョン・ル・カレの〈ジョージ・スマイリー〉登場作品で描かれるロマンス

《スマイリー、ウェスタビー、ギラム、それぞれの愛のかたち》

 ジョン・ル・カレが創作したジョージ・スマイリーは英国情報部きってのスパイ・
マスターである。オックスフォード大学の学生スマイリーが指導教授に勧誘されて情
報部員になったのは1928年。第2次世界大戦中にドイツなどで諜報活動を行い、戦後
はオックスフォードに戻って学究生活に入るものの、経験者を必要とする情報部の求
めに応じて復職。以後、冷戦時代は情報部の上級職員あるいは元職員として活躍する。
外見は小太りで、どれほど高価なスーツを着ても似合わない風采の上がらない男だ。
しかし、〈スマイリー3部作〉と称される『ティンカー、テイラー、ソルジャー、ス
パイ』、『スクールボーイ閣下』、『スマイリーと仲間たち』において、信頼の置け
る情報部員らとともに、部内に存在するソ連の二重スパイを暴きだし、ソ連諜報部の
大物と対決するスマイリーは、知力、胆力に優れた非凡な人物である。そんな彼なら、
諜報機関以外の職場でも理想の上司として敬われるだろう。
 さらに冷戦終結後、『影の巡礼者』で今度こそ本当に現役を引退したスマイリーが
研修中の若い新人たちに情報部員の在り方を語る姿は、理想の教師、理想の父親のよ
うにみえる。
 それでは恋愛対象としてのスマイリーはどのような男性なのだろうか。ル・カレの
第1作『死者にかかってきた電話』は〈終戦まぢかになって、レディ・アン・サーカ
ムはジョージ・スマイリーと結婚した〉という文章で始まる。貴族の出で美しいアン
は求婚してくる男性たちを退け、情報部勤務中に知り合った〈知性に富んだ恋人〉ス
マイリーと結婚する。官僚としては優秀でも、生真面目で内気で、アンをめぐる求婚
争いに参加した自分をあまりにもそぐわないと思ってしまうスマイリーだが、逆にそ
んな控えめなところがアンの心をつかんだようだ。しかしスマイリーの唯一最愛の妻
アンは、不倫をしては出奔を繰り返し、しばらくすると、よりを戻そうと夫に持ちか
ける。そのたびに2人は同居を再開したり、別居しながらもアンがスマイリーのもと
を時折訪れたりして、袂を分かつことはない。
 こんなふうにつかず離れずの関係を続けるスマイリーとアンは、多忙ゆえに妻をか
まってやれない夫と、そんな夫を不満に思うあまり見境なく浮気を繰り返す妻が、お
互い愛想をつかしているのに惰性で別れられずにいるケースとは違う。2人が恋人あ
るいは配偶者として相手に寄せる心情は、年月を経て同志愛の色合いを濃くしていく
ように思える。
 アンの数ある不倫相手のなかでも『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』
でソ連の二重スパイと判明するビル・ヘイドンは、スマイリーにもアンにも特別の存
在だ。若い頃から情報部の花形で、情報部チーフとなったビルは、有能さではスマイ
リーと甲乙つけがたいが、地味なスマイリーと比べると格段に華がある。上流階級出
身で、アンのいとこだ。スマイリーにとって同僚であり親戚でもあるビルとアンの不
倫は、それまでのアンの〈不行跡〉とは訳が違った。ビルにアンを誘惑させたのは、
彼を操っていたソ連諜報部の大物カーラだった。スマイリーの弱点は愛するアンだけ
だから、ビルがアンの愛人であると情報部内に知れ渡れば、ほかのことでもビルに対
するスマイリーの目がくもるに違いない。カーラはそう考えたのである。
 ところがスマイリーの目はくもらなかった。スマイリーが妻とビルの関係に気づき、
ビルに処断を下す過程には手に汗握るものがある。そしてアンがビルとの関係を断つ
ことにして、スマイリーに任務に邁進するようほのめかし、ビルとのつながりを切る
よう執拗に迫るところは、ビルの裏切りは自分に対してだけではないと気づいたアン
が、スマイリーを助けているようでもある。
 スマイリーはビルなきあと情報部チーフとなる。カーラの送金ルートを無効にする
ため、また彼が中国の情報機関に送り込んだ二重スパイをとらえるために奮闘するス
マイリーらを描いた『スクールボーイ閣下』では、ほかの物語ほどにはアンのロマン
スは取り沙汰されない。だがスマイリーが標的の二重スパイをとらえる直前にふと思
い出すアンの言葉〈カーラはあなたの黒い聖杯〉はとても印象的である。戦時中にナ
チスドイツの非道を目の当たりにして以来、全体主義や共産主義を根絶するという大
義のため、スパイに向く人材を発掘し、東側のスパイを英国に寝返らせてきたスマイ
リー。彼の冷徹さをアンは承知している。そんな彼女が、カーラという聖杯を得るた
めにあらゆる困難を乗り越えようとする夫を聖杯伝説の騎士にたとえるのは、アンが
スマイリーの大義を認め、彼の信念を支え、彼を愛しているからではないか。
 騎士道伝説といえば、『スクールボーイ閣下』でスマイリーの指令により、カーラ
の送金ルートを調査する準工作員ジェリー・ウェスタビーも、ある女性からギャラハ
ット(正義の騎士)と呼ばれる。その女性リジー・ワージントンは、香港の大富豪ド
レイク・コウの愛人だ。教師の夫と幼い息子をロンドンに残し、東洋に流れてきて、
リカルドという下種な男を愛し、彼のために香港でドレイクの愛人になったリジー。
ドレイクは情報部がとらえようとしている二重スパイ、ネルソン・コウの兄である。
もう会えないリカルドを慕う一方、約束を破ったことのないドレイクを頼りにするリ
ジーの心に、ジェリーが入りこむ余地などないように思える。それでもリジーに恋し
たジェリーは籠の鳥である彼女を解放し、彼女と人生をともにしようとして、情報部
を相手に無謀な行動に出たあげく、命を落とす。そんな行動をとる前にリジーに約束
したとおり、ジェリーが彼女と再会できたとしても、彼女が彼を愛したかどうかは分
からない。あるいはジェリーの死をリジーが知ったかどうかも分からない。だが自分
なりの正義を貫こうとして愛に殉じたジェリーは、ギャラハットといえるだろう。
 いよいよ情報部がカーラをとらえることになる『スマイリーと仲間たち』。物語の
終盤で、スマイリーはアンに対する愛情に自信が持てなくなっている。自分のことが
分からないのに、妻のことなど分からないと思うスマイリーに、あなたが必要だ、愛
しているとアンは訴える。しかしスマイリーの心は動かない。とうとう2人は別れて
しまうのだろうかと読んでいて不安になるが、結末まで読むとやはりスマイリーはア
ンを愛しているのだと思えてくる。いや、スマイリーのアンに対する気持ちは冷めて
いるという見方もあるかもしれない。情報部員のところに向かって歩いていくカーラ
が道端にライターを落とし、スマイリーはそれを拾わないという場面だが、このライ
ターにはいわくがある。〈スマイリー3部作〉の最後で、スマイリーとアンの複雑な
愛が象徴されているように思えてならない。
 スマイリーの愛弟子で、側近中の側近となったピーター・ギラムは、フランス人の
父と英国人の母を持つ有能なスパイである。長身、タフ、優雅、ハンサムと形容され
ている。作中に登場する恋人にはフルート奏者や、後輩の情報部員がいる。『スマイ
リーと仲間たち』で50代のギラムには年若い妻がおり、もうすぐ子どもが生まれるこ
とになっている。これまで翻訳されている〈スマイリーもの〉に登場するギラムには
劇的なロマンスの気配はなかった。だが『影の巡礼者』から27年ぶりの今年9月に刊
行された "A LEGACY OF SPIES" では『寒い国から帰ってきたスパイ』の頃のギラムの
秘めた恋が明らかにされる。情報部を引退して老境に入ったギラムは幼い頃に暮らし
たフランスで余生を送っている。数々の恋愛を経た現在、同居して愛を交わす大切な
女性がいながら、別れて数十年経つ女性に思いをはせるギラム。スマイリーと比べる
と豪放磊落に思えるギラムにそんなひとがいるとは何とも切ないが、なるほどそうい
うロマンスもあると納得できる物語になっている。ギラムの悲恋とは対照的に、ドイ
ツで暮らすスマイリーが、以前と同様に「アンは元気だ」と語るところは、長年にわ
たるスマイリー夫妻の愛の軌跡が示されているように感じた。
                               (杉山まどか)
★ジョージ・スマイリーが登場する作品
1.『死者にかかってきた電話』宇野利泰訳/ハヤカワ文庫NV
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150401888/whodunithonny-22/ref=nosim
2.『高貴なる殺人』宇野利泰訳/ハヤカワ文庫NV
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3.『寒い国から帰ってきたスパイ』宇野利泰訳/ハヤカワ文庫NV
◇アマゾン・ジャパンへ
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4.『鏡の国の戦争』宇野利泰訳/ハヤカワ文庫NV
◇アマゾン・ジャパンへ
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5.『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ〔新訳版〕』
村上博基訳/ハヤカワ文庫NV
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DVD
『裏切りのサーカス』(『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』映画化作品)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B008MTJFFC/whodunithonny-22/ref=nosim
【参考サイト】
『海外ミステリ通信』2013年1月号〈黒猫フーダの映画館〉
http://archives.mag2.com/0000075213/20130115030000000.html
6.『スクールボーイ閣下』(上・下)村上博基訳/ハヤカワ文庫NV
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7.『スマイリーと仲間たち』村上博基訳/ハヤカワ文庫NV
◇アマゾン・ジャパンへ
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8.『影の巡礼者』村上博基訳/ハヤカワ文庫NV
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9."A LEGACY OF SPIES"
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●アガサ・クリスティーが描くロマンスなミステリ

《おしどり探偵 トミー&タペンス》

 ミステリの女王アガサ・クリスティーが創造した探偵といえば、エルキュール・ポ
ワロにミス・マープル、そして忘れてならないのがおしどり探偵トミーとタペンスの
ベレズフォード夫妻だ。長編4作に短編集が1冊と、エルキュール・ポワロやミス・
マープルに比べると作品数は少ないが、クリスティーが楽しんで書いたのだろうこと
がうかがえるシリーズだ。登場したときにはふたりの年齢をあわせても45歳に満たな
かったが、作品とともに年齢を重ねていく。しかしリューマチで体がこたえると言い
つつも老成などせずに、いつまでも好奇心旺盛で興味のあることに突進していくタペ
ンスと、それをやさしく見守り頼りがいのあるトミーのコンビが楽しい。もちろん元
エレベーターボーイでベレズフォード家の召使いアルバートも忘れてはいけない。
 第1次世界大戦で軍人として過ごし、戦後に職を解かれたトミー。牧師の娘で、大
戦中に病院勤めをしたり、大型トラックを運転したり、将軍の運転手をつとめたりし
ていたものの、やはり戦後職を失ったタペンス。
 シリーズ長編第1作『秘密機関』で、困窮し職探しに奔走していた幼なじみのトミ
ーとタペンスが、ある日ばったりロンドンの街中で再会する。お茶を飲みながらお互
いの近況を報告し合い現状を嘆くうちに、冒険を求める若き冒険家というふれこみの
「青年冒険家商会」という会社を作ることにする。そしてちょっとしたきっかけから、
いきなり政府がかかわる秘密文書にまつわる仕事をまかされる。
 それから20年ほど過ぎ、第2作『NかMか』では時代は第2次世界大戦になってい
る。ふたりは40代半ばとなっていた。結婚してすでに双子を育て上げ、引退にはまだ
早いとばかりに仕事を探すものの、年齢が壁となってなかなか見つけられずにいる。
そんなところにかつての上司ミスター・カーターの紹介で、情報部のグラントがやっ
てきた。トミーだけに仕事を依頼するつもりだったグラントだったが、タペンスはそ
れを察して先回りし、結局昔のようにふたりで“任務”につくことになる。
 そしてさらに年月が過ぎた第3作『親指のうずき』では、ふたりにも老いが身近に
なっていた。トミーの叔母に会いに老人ホームへ行ったことがきっかけとなり、タペ
ンスがある老婦人の行方に興味を持って調査をはじめる。
 そしてシリーズ最終作『運命の裏木戸』では、気持ちは若い頃と変わらないが、体
がついていかなくなったふたりが、引っ越しをする。家財道具のいくつかも含めて買
い取った家にはたくさんの本が残され、その中には童話もあった。それを整理してい
るうちに本の中に暗号文が隠されているのに気づき、タペンスの好奇心に火がつく。
 シリーズ唯一の短編集『おしどり探偵』は、『秘密機関』と『NかMか』の間の時
代の話で、新婚間もない頃のふたりの活躍が読める。秘密情報局でデスクワークを続
けるトミーとたいくつをもてあますタペンス。そんなある日、情報部が手に入れた探
偵事務所をいろいろなことに気をつけながら、半年間好きなように運営するようにと
の任務を長官じきじきに依頼される。探偵事務所を手に入れ、ふたりが本来の任務を
間に挟みながら今日はホームズ風、ポワロ風などと言いながら探偵ごっこにいそしむ
連作となっている。一気に読むより、寝る前に一篇ずつ読むのをおすすめしたい。
                               (かげやまみほ)
◇アマゾン・ジャパンへ
長編
『秘密機関』
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『NかMか』
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『親指のうずき』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/415130049X/whodunithonny-22/ref=nosim
『運命の裏木戸』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4151300503/whodunithonny-22/ref=nosim
短編
『おしどり探偵』
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DVD
『アガサ・クリスティー トミーとタペンス ―2人で探偵を― 』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01DNIB17G/whodunithonny-22/ref=nosim
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『バスク、真夏の死』 "THE SUMMER OF KATYA"
 トレヴェニアン/町田康子訳
 角川文庫/昭和61.11.10発行 456円(税別)
 ISBN: 9784042450016

《医師がたどる若かりしころの恋愛の思い出》

 故郷のバスク地方の小さな村で四半世紀、独身のまま医師として働いてきたモンジ
ャンは、2週間の休暇を取って24年ぶりにサリーを訪れた。ここは、パリで医学を学
び、インターンとして働いた後に、夏期診療所で助手として働いた場所だった。ここ
での仕事を終えた後に第一次世界大戦が始まり、召集されたモンジャンは医務将校と
してではなく一兵卒として軍務に服し、除隊後は生まれ故郷の小さな診療所で働いて
きたのだが、それには理由があった。数年前に、ここで起きたことに思いをはせたこ
とがきっかけとなって、自分の思い出に意味を与えたいという気持ちになったモンジ
ャンは、この場所を再訪し、青年時代に起きたことを改めて思い出して文章に書き留
めようと決めたのだった。それは、時の流れの向こうに置き去りにされてしまったよ
うに感じられる大戦前のできごとだった。
 当時のモンジャンは正式な資格をそなえた医師とはいえ、若く経験不足で、青臭く、
鈍感で、自信過剰で、自己中心的で、診療所で雇ってくれた医師に感謝の気持ちすら
持っていなかった。つらい勉学の日々を終えたばかりだったから、比較的自由に過ご
せるひと夏を楽しんでいた。そして、医師だけでなく詩人にもなりたいという密かな
思いも持っていて、無類の小説好きで想像力にも富み、めくるめくような愛に出会え
ると信じているロマンティックな若者でもあった。
 そんなモンジャンのところに、ある日、カーチャという女性がやってきて、弟が事
故にあったので往診してほしいと言った。彼女は双子の弟のポールと父親と一緒に、
湯治のためにサリーに来ているということだった。カーチャは当時の中産階級の女性
にはめずらしく自転車を乗りまわし、日に焼けた健康そうな顔色をしていた。ふだん
は生き生きと活動的で、周囲のことに敏感に興味を示したが、とつぜん自分の中に引
きこもってしまうようなところのある女性だった。そんな二面的な雰囲気をそなえて
いたカーチャに、モンジャンはしだいに惹かれるようになっていった。ところがある
日、モンジャンの上司である医師が、カーチャの父親に関する良くない噂を聞きこん
できた。それは真実なのか? また、ポールはカーチャとモンジャンが恋愛関係にな
ることをはばもうとするが、それはなぜなのか? 保養地の中心である町から離れ、
荒れ果てた家を借りて隠れるように暮らしているカーチャの一家には、何か秘密があ
るのだろうか? そして、その後モンジャンが独身を通したことから考えて、カーチ
ャとの恋愛は成就しなかったと思われるが、カーチャとのその後はどうなったのか?
そうしたもろもろのことに興味を惹かれるのはもちろんのことだが、若いころに詩人
にもなりたいと思っていたモンジャンが回想する形で語られる本作には、あちこちに
詩的な文章が散りばめられていて、そうした文章も魅力のひとつとなっている。 
                                (石田浩子)
◇アマゾン・ジャパンへ
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『野蛮なやつら』 "SAVAGES"
 ドン・ウィンズロウ/東江一紀訳
 角川文庫/平成24.02.25発行 952円(税別)
 ISBN: 9784041001745

《変わった恋愛関係にある3人の愛を利用する野蛮なやつら》

 ベンとチョンとO(オフィーリア)は、カリフォルニア州オレンジ郡ラグーナに暮
らす幼なじみだ。ベンは大学で植物学とマーケティングを学んだ。チョンは海軍特殊
部隊に入り、アフガニスタンで兵役を務めてきた帰還兵だ。チョンがアフガニスタン
から持ち帰ったとびきり上質の種子を使って、ベンが大学で学んだ知識を生かして極
上の大麻を水耕栽培する。2人はそれを販売して、大儲けをしている。Oは、そんな
2人とつるんでいる。そして、2人のどちらとも寝る。ベンもチョンもそのことを知
っているが、そんなことはなんとも思っていない。2人はお互いに大切な友人であり、
Oは、2人が愛する女性なのだ。ベンは大麻を栽培し、販売しているとはいえ、非暴
力的で、良心的に振る舞おうとしてきた。だが、少ないとはいえ、2人の事業に暴力
的で悪辣なことが行われることもある。そんなとき、対処するのはチョンの役目だっ
た、これまでは。
 けれども、あるとき、ベンとチョンのところにティファナに本部を置く麻薬カルテ
ルから動画付きのメールが送られてきた。メールの内容は、自分たちにだけ大麻を販
売しろ、というもので、動画には、かつて同様の取引を断った麻薬商と彼らを守ろう
とした警察官が残虐な方法で殺害されたようすが映っていた。
 このメールを送りつけてきたカルテルは元々は密輸だけを行っていたが、諸々の事
情から収入が減り、それを埋め合わせるために大麻の市場を全面的に支配しようと企
んだのだった。
 ベンとチョンは相手の要望を拒み、大麻栽培をやめると言ったが、Oを連れ去られ
てしまう。愛するOを助け出すため、これまで暴力とは無縁に生きてきたベンも、覚
悟を決めて、チョンとともに暴力的な行動に出るようになる。
 テンポ良く進んでいく展開。大麻を吸って、お気楽に生きているように見えた3人。
だが、Oを助け出すために命がけで戦うベンとチョンのようすから、Oに対する愛が
ひしひしと伝わってくる。そして、Oも2人が必ず助けにきてくれると信じている。
そんなようすを読んでいると、変わった関係に思える3人だが、こんな愛もあるのか
も、と思えてくる。
 また、本作は同じタイトルで映画化もされており、アマゾン・ジャパンではDVD
購入の他にもレンタルで観ることができる。
                                (石田浩子)
◇アマゾン・ジャパンへ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041001749/whodunithonny-22/ref=nosim
 DVD『野蛮なやつら』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00HCC862S/whodunithonny-22/ref=nosim
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"TURBO TWENTY-THREE" by Janet Evanovich
 Headline Review /2017.09.05/ISBN: 9781472241405

《ステファニー・プラムシリーズ第23弾、最新作!》

 バウンティ・ハンターこと、逃亡者逮捕請負人のステファニー・プラムがいつもの
ように、裁判所に出廷しなかった男を捕まえようと、相手の自宅に向かったところ、
家の前に駐車してあるアイスクリーム工場の冷凍運搬車の中から、チョコとナッツで
コーティングされて凍りついた男の死体が転がり落ちてきた。
 このアイスクリーム工場、最近不審なトラブルが頻発することから、警備会社を経
営するレンジャーに警備システムを発注したばかり。この殺人事件の手がかりを得る
ため、レンジャーは、ステファニーに工場への潜入調査を依頼する。
 こうしてロマンスノベルとしては今回、レンジャーとステファニーの関係に焦点が
あたるのだが、なにせレンジャーはストイック。だが、ステファニーにとっては、こ
の仕事をはじめた時からの師匠であり、いつもなにかと面倒をみてくれる頼れる男。
 もちろん、6歳のころに汽車ごっこをしてスカートの中を覗かれた仲で、幼馴染の
モレリとも依然として友達以上恋人未満な関係。ただ、ステファニーは今回、レンジ
ャーの目的を持った生き方を目の当たりにし、今後の自分の人生について深く考える
ことになる。
 あたしのパートナーにふさわしいのはレンジャー? それともモレリ? う~ん、
どっちでもないような気がするんだけど――まあ、がんばれステファニー!
 以上は、このシリーズの作品を読んだことがある人向けのレビューで、未読のみな
さんには、末尾にステファニー・プラムを特集した当メルマガのバックナンバーを添
えておいたのでご参考まで!
 さて、ジャネット・イヴァノヴィッチのステファニー・プラムシリーズは、1994年
にスタートして以来、米国を中心に大人気で、現在23作品が刊行されている。ところ
が邦訳は12作でストップ。いったいどうして? という当然の疑問が浮かぶが、原因
はイヴァノヴィッチ作品の版権が高騰したことにある。
 米エンタメ情報サイト《デッドライン・ハリウッド》が2010年に、イヴァノヴィッ
チがセント・マーティンズ・プレスを離れ「新作4作品まとめて5000万ドル+世界版
権つき!」の条件で、ランダムハウスと契約へ――と報じたのだ。日本の翻訳出版事
情を考えれば、ランダムハウスが日本の出版社に要求するアドバンスが、従来より半
端なく高騰して出版無理!となったことは想像に難くない。
 有名人の資産情報サイト《セレブリティ・ネット・ワース》によれば、ジャネット
・イヴァノヴィッチの年収は2000万ドル、純資産が1億2000万ドル。フロリダ州ネイ
プルズのポートロイヤル地区にあるオフィス兼自宅で、毎朝5時から夜8時まで仕事
をするという、超売れっ子作家の彼女の出世作&稼ぎ頭が、このステファニー・プラ
ムシリーズ。邦訳が出版できないというのは単に残念というより、日本の翻訳出版業
界の構造上の問題というほかないだろう。映画は字幕をつけて日本語化してくれて数
百円でレンタルできるんだから。
 そうそう、映画で思い出したが、ステファニーシリーズを未読の方には、2012年に
映画化されたシリーズ1作目の『ラブ&マネー』(邦訳『私が愛したリボルバー』扶
桑社文庫)をお勧めしたい。現在、Netflix、Hulu ともに絶賛配信中で、ストーリー
も雰囲気も、原作にきわめて忠実なのでファンは必見!
 配役は、ステファニーにキャサリン・ハイグル、モレリにジェイソン・オマラ、レ
ンジャーがダニエル・サンジャタときて、個人的にハイグルはステファニーにぴった
り! レンジャーもかなりいい! しかしモレリがなぁ……。
                                (板村英樹)

【参考サイト】
『海外ミステリ通信』2002年12月号〈特集〉好き好き ステファニー・プラム
 http://archives.mag2.com/0000075213/20021215030000000.html
『海外ミステリ通信』2002年2月号〈ミステリ雑学〉米国の「保釈金保証」のしくみ
 http://archives.mag2.com/0000075213/20020215030000000.html
◇アマゾン・ジャパンへ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1472241401/whodunithonny-22/ref=nosim

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 ■ 邦訳新刊レビュー
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『殺人者の記憶法』
 キム・ヨンハ/吉川凪訳
 クオン/2017.10.30発行 2200円(税別)
 ISBN: 9784904855645

《連続殺人をやめた老人の身近で起こる、新たな連続殺人事件。真犯人は誰か?》

 今年で70才というキム・ビョンスは、山のふもとの家で娘のウニと暮らしている。
最近キムはアルツハイマー病と診断された。物忘れが激しいので、自分の行動を詳し
く書くようになった。だがこの病気になる前、若い頃にもキムはある記録をつけてい
た。数十人を殺し、彼らの死体を埋めていたキムは、自ら犯した殺人のプロセスを書
いていたのだ。キムはどの殺人でも逮捕されるどころか、関与を疑われることもなく、
獣医として働きながら、ウニの成長を楽しみに生きてきた。
 人殺しをやめて四半世紀が経った今、キムの家の近所で連続殺人事件が起こる。あ
いつが犯人だとキムの確信する相手が、彼の周辺に度々顔を出すようになる。殺人鬼
からウニを守らなくては。かつての人殺しの血が騒ぐキムだが……。
 認知症患者が一人称で語る設定のせいか、数行続くと余白が入り、また数行が続く。
オイディプス、オデュッセイア、金剛経、般若心経といった古典文学や経典、モンテ
ーニュやニーチェの著作が引用され、文章の歯切れがいいので、含蓄に富んだエッセ
イを読んでいるような気分になる。殺人についての語りはブラックユーモアにあふれ
ており、殺人という言葉をほかの言葉に置き換えても通用するような哲学的な示唆も
ある。遠い外国の話だけではなく、1960年代、70年代の韓国の政治情勢も紹介されて
おり、キム老人の生きてきた時代を感じさせる。彼が日々書き留める認知症患者の状
態は他人事ではなく、冒頭から笑ったり、考えさせられたりしながらすいすいと読ん
でいける。
 だがそんな調子で読み進むと、残り2割ほどのページにとても恐ろしい結末が待っ
ていた。連続殺人そのものも犯罪にまつわるあれこれもとても恐ろしいが、この物語
の土台を揺るがすような、恐ろしくも驚くべき結末を読んで、再び最初のページをめ
くり、再び恐ろしい結末まで読んで呆然とした。
 本書が原作の映画『殺人者の記憶法』は韓国公開時に初登場1位を記録し、来年1
月には日本でも一般公開される。キムの心象風景がどのように映像化されているのか、
ぜひ確かめたい。
                               (杉山まどか)
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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ISBN/4904855647/whodunithonny-22/ref=nosim
◇映画『殺人者の記憶法』公式サイト
http://www.finefilms.co.jp/kiokuho/

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 ■ 未訳原書レビュー
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"A LEGACY OF SPIES" by John Le Carre(Carreのeの上にアクサンテギュ)
 Viking/2017.09.05/ISBN: 9780241308554

《27年ぶりに帰ってきたジョージ・スマイリー》

 英国情報部を引退し、生まれ故郷のフランスで悠々自適の日々を送るピーター・ギ
ラムは、ある日、情報部から呼び出される。冷戦中の1960年代初期『寒い国から帰っ
てきたスパイ』で亡くなった情報部員アレック・リーマスと彼の恋人エリザベス・ゴ
ールドにはそれぞれ子どもがいたのだが、大人になった彼らが、親を死に至らしめた
責任はジョージ・スマイリーとピーター・ギラムにあると言い出したためだ。
 情報部に出向いたギラムは、担当者から関連するファイルを見せられる。ファイル
の内容が詳細に示され、ギラムの記憶が彼の一人称で語られるうちに、『寒い国から
帰ってきたスパイ』およびそれ以前の『死者にかかってきた電話』で描かれた東ドイ
ツの情報機関と英国情報部の関係や、のちの〈スマイリー3部作〉で問題となるソ連
諜報部の二重スパイの思惑が浮かんでくる。〈スマイリーもの〉に登場するスパイた
ちの往年の姿が生き生きと描かれており、後年この情報部員があの言動をとる背景に
はそんな事情があったのか!と感心しながら読める。
 ギラムがひそかに慕い続けることになる女性との経緯や、スマイリーが情報部に取
り込んだソ連諜報部の大物カーラの後日談など、悲しく重いエピソードもある。だが
ギラムと久しぶりに会ったスマイリーが元気に暮らしているのは、何より喜ばしい。
スマイリーが見出し、鍛え、ともに任務についたスパイたちと自分自身を評して彼が
初めて述べる言葉は温かく、スパイの本質の一端を表しているように思える。そして
スマイリーが今後の世界に抱く理想は、スパイ小説ファンやジョン・ル・カレのファ
ンに限らず、より幅広い読者の共感を呼ぶだろう。
                               (杉山まどか)
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■編集後記■
 体調がすぐれず、病院で精密検査をしても異常なしで、医者からは「痩せれば解決
すると思うよ」と言われました。確かに最近、激太りしていた。      (清)
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 海外ミステリ通信 第125号 2017年11月号
 発 行:フーダニット翻訳倶楽部
 発行人:うさぎ堂(フーダニット翻訳倶楽部 会長)
 編集人:清野 泉
 企 画:石田浩子、板村英樹、かげやまみほ、佐藤枝美子、杉山まどか、中島由美、
     矢野真弓、山田亜樹子、吉野山早苗
 協 力:出版翻訳ネットワーク 小野仙内
     西洋冒険譚翻訳倶楽部
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