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China Books Navigator No308-2


カテゴリー: 2017年04月21日
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チャイナウォッチャー必読!
≪書羅盤:チャイナブックナビゲーター≫
2017年第3号(総308号その2)(2017年4月24日発行)

★中国やその周辺に関連する国内発行新刊図書情報誌★
  ※本体価格で表示しております。


情報作成及び発行:(株)東方書店内<中国・本の情報館>
http://www.toho-shoten.co.jp/
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続きの図書情報です↓

◇『雲南の歴史と文化とその風土』(明治大学人文科学研究所叢書) 氣賀澤保規 編
  勉誠出版  A5 288頁  2017年3月 7,000円 9784585221784
  目次:序章 雲南学の構築にむけて――その歴史的地政学的概観(氣賀澤保規)、雲南
  の歴史と自然環境(野本敬)、雲南石寨山文化の世界(石黒ひさ子)、劉宋「爨龍顔
  碑」からみた南中大姓爨氏(梶山智史)、隋時代の雲南――爨氏から南詔への節目の
  時代(氣賀澤保規)、『南詔図伝』を読む――王権神話と観音説話(日向一雅)、大
  理国時代の仏教文物(江川式部)、茶馬交易における雲南とチベット(小松原ゆり)、
  雲南諸民族における漢人出身神祇の受容――本主信仰・李[ウ/必]・傅友徳・王驥・李
  定国・呉三桂・諸葛孔明等の神格化(川野明正)、中国内地会の雲南伝道戦略(福本
  勝清)、江西商人の雲南定住と士大夫への歩み――清朝嘉慶帝期に江西から雲南に移
  住した一族の家譜が示すもの(張寿山)、雲南史年表(稿)

◇『西晉時代の都城と政治』 田中一輝  朋友書店  A5 336頁  2017年2月 5,000円
  9784892811579 
  目次:緒言/第一章 魏晋洛陽城研究序説/第二章 魏晋洛陽城研究序説補遺/第三章 
  魏晋洛陽城の高層建築―「高さ」から見た都城と政治―/第四章 西晋の東宮と外戚楊
  氏/第五章 西晋恵帝期の政治における賈后と詔/第六章 西晋後期における皇帝と宗
  室諸王/第七章 永嘉の乱の実像/第八章 玉璽の行方―正統制の相克―/結語

◇『水滸伝 虚構のなかの史実』 宮崎市定  中央公論新社  文庫 248頁  2017年3月
  840円 9784122063891 
  史書に散見する宋江と36人の仲間たちの反乱は、いかにして108人の豪傑が活躍する痛
  快無比な伝奇小説『水滸伝』となったのか?〈解説〉礪波護
  
◇『宋代南海貿易史の研究』(汲古叢書138) 土肥祐子  汲古書院  A5 756頁
  2017年2月 18,000円 9784762960376 
  目次:前言(斯波義信)/序(松浦章)/自序/〔第一篇 宋代における貿易制度―市
  舶の組織―〕 第一章 北宋末の市舶制度―宰相・蔡京をめぐって―、第二章 提挙市舶
  の職官/〔第二篇 宋代における南海貿易〕 第一章 宋代の南海交易品、第二章 宋代
  の泉州の貿易、第三章 占城(チャンパ)の朝貢、 第四章 南海貿易の発展と商人の活
  躍、第五章 東洋文庫蔵手抄本『宋会要』食貨三十八市舶について
  
◇『中国の国家体制をどうみるか 伝統と近代』 渡辺信一郎,西村成雄 編  汲古書院
  A5 338頁  2017年3月 7,500円 9784762965739 
  目次:まえがき(渡辺信一郎・西村成雄)/総説 中国国家体制の多元的解読をもとめ
  て 一 伝統中国の国家体制(渡辺信一郎)、二 「二百年中国」の国家体制変容(西村
  成雄)/第一章 中国における第一次古代帝国の形成――龍山文化期から漢代にいたる
  聚落形態研究から(渡辺信一郎)/第二章 中国における国家の形成と「公私」イデオ
  ロギー(吉田浤一)/第三章 「征服」から専制へ――中国史上における北魏国家の形
  成(岡田和一郎)/第四章 帝国の中世――中華帝国論のはざま(山崎覚士)/第五章
  中国の国家体制とグラデーション構造(滝田豪)/第六章 民国政治における正統性問
  題――政治的委任=代表関係の新経路(西村成雄)/第七章 近現代中国の国家・社会
  間関係と民意――毛沢東期を中心に(三品英憲)/あとがき(渡辺信一郎)

◇『清朝の興亡と中華のゆくえ 朝鮮出兵から日露戦争へ』(叢書 東アジアの近現代史
 第1巻) 岡本隆司  講談社  四六 304頁  2017年3月 2,200円 9784062204866
 はじまりは豊臣秀吉の朝鮮出兵、ターニングポイントは日露戦争。清朝の興亡をた
 どって17世紀から19世紀の東アジアを一望し、中華のゆくえを辿る。日中韓を中心と
 する東アジアの問題を歴史から問い直す叢書。

◇『中国名記者列伝 第二巻』 柳斌傑,李東東 編/加藤青延 監訳/黒金祥一 訳
  日本僑報社  A5 208頁  2017年4月 3,600円 9784861852374
  中国で初めて刊行された新聞『循環日報』の記者王韜に始まる400人の中国を象徴する
  名記者たちを記録するシリーズの第二巻。本書は、秋瑾(1875-1907)、包天笑(1876
  -1973)、陳其美(1878-1916)、陳景韓(1878-1965)、于右任(1879-1964)、陳独
  秀(1879-1942)、宋教仁(1882-1913)、邵力子(1882-1967)、張季鸞(1888-1941)
  など20人を収録。
  
◇『中国文化大革命「受難者伝」と「文革大年表」 崇高なる政治スローガンと残酷非道
  な実態』 王友琴,小林一美,安藤正士,安藤久美子 編著  集広舎  A5 588頁
  2017年4月 4,950円 9784904213476 
  第1部 100万人を単位にしては、歴史は分からない。アメリカ在住の歴史家王友琴女史
  等が描く「文革犠牲者」の記録。1人1人の悲劇的運命から文革全体の真実、独裁政治
  の本質を問う。第2部 「中国現代史年表」作成に全生涯をかけた安藤正士、久美子夫
  妻の記念碑的業績《文革大年表》を今、世に問う。

◇『20世紀後半の中国』(中国の歴史・現在がわかる本 第一期 2) 西村成雄 監修/
 日野みどり  かもがわ出版  A4 38頁  2017年3月 2,800円 9784780308860
 中華人民共和国の成立、中華民国と台湾、文化大革命、改革・開放政策、香港返還な
 ど、戦後から21世紀を迎える前までの中国史を紹介。中国本土の出来事だけでなく、
 香港や台湾との関係についてもくわしく解説。
 
◇『21世紀の中国』(中国の歴史・現在がわかる本 第1期 3) 西村成雄 監修/阿古
  智子  かもがわ出版  A4 42頁  2017年3月 2,800円 9784780308877
  著しい経済成長や北京オリンピックなど、目覚ましい成功をとげる一方、農村と都市
  の経済格差、少数民族問題、尖閣諸島問題、民主化運動など、課題を多く抱える中国。
  21世紀の中国の、今後の展望を示す。

◇『中国女性史研究 第26号』 中国女性史研究会  B5 110頁  2017年2月 1,000円
  目次:【論文】権力と皇后(金子修一)、アメリカ人女性宣教師ローラ・ホワイトの
  女性役割感――1910年代の匯文女子学校と『女鐸』における活動から(張語涵) 
  【末次玲子さん追悼記念特集】略年譜、業績一覧、末次玲子さんを偲んで(米田佐代
  子,前山加奈子,早川紀代,後藤延子,Susan Mann,江沛,游鑑明,杜芳琴ほか) 
  【秋山洋子さん追悼】略年譜、著作目録、秋山洋子さんを悼む(田畑佐和子) ほか

◇『ユーラシア帝国の興亡 世界史四〇〇〇年の震源地』クリストファー・ベックウィズ
  /斎藤純男 訳  筑摩書房  四六 674頁  2017年3月 4,200円 9784480858085
  中央ユーラシアが求めたのは侵略ではなく交易だった。――スキュタイ、フン、モン
  ゴルから現代まで、世界の経済・文化・学問を担った最重要地域の歴史を描く。日本
  語版への追記も収録。

◇『東アジア近世近代史研究』(放送大学大学院教材) 吉田光男 編著  NHK出版発売
  A5 304頁  2017年3月 3,200円 9784595140914
  目次:はじめに(吉田光男) 1.東アジア近世近代史を学ぶに当たって(夫馬進,
  吉田光男,川島真,三ツ井崇) 2.中国近世と科挙(夫馬進) 3.中国近世の官職授
  与制(夫馬進) 4.中国近世の士大夫政治と皇帝専制政治(夫馬進) 5.中国近世の
  対外関係(夫馬進) 6.中国近世の訴訟と社会(夫馬進) 7.高麗から朝鮮への王朝
  転換(吉田光男) 8.朝鮮社会と士族(吉田光男) 9.朝鮮時代後期の地域社会――
  良民化と氏族化(吉田光男) 10.清朝の動揺と社会変動――一九世紀の中国(川島
  真) 11.辛亥革命と「中国」の国家建設(川島真) 12.中華民国の国家建設と国際
  政治(川島真) 13.戦後中国への道程(川島真) 14.近代朝鮮の文化と政治(三ツ
  井崇) 15.植民地期朝鮮における「近代」(三ツ井崇)

◇『高麗王朝の儀礼と中国』 豊島悠果  汲古書院  A5 384頁  2017年3月 9,000円
  9784762965852
  目次:序章 朝鮮における中国儀礼の受容――古代から中世へ/第一章 高麗開京の都
  城空間と思想/第二章 高麗前期の后妃・女官制度/第三章 高麗前期の冊立儀礼と后
  妃/第四章 高麗の宴会儀礼と宋の大宴/第五章 高麗文廟祭祀制度の変遷にみえる
  宋・元制の影響/第六章 1116年入宋高麗使節の体験――外交・文化交流の現場/
  第七章 金朝の外交制度と高麗使節――1204年賀正使節行程の復元試案/終章 高麗儀
  礼の整備過程と国際環境/結びにかえて
  
◇『東部ユーラシアのソグド人 ソグド人漢文墓誌の研究』(汲古叢書140) 福島恵
  汲古書院  A5 392頁  2017年2月 10,000円 9784762960390
  ユーラシアの東西を結ぶ古代の交易路である「シルクロード」。4~8世紀、中国の歴
  代王朝で言えば魏晋~唐にかけて、このシルクロード交易で最も活躍したのは「ソグ
  ド人」である。本研究では、魏晋~北宋(220~1127年)の墓誌を数量的に多く取り
  扱って、ソグド人の墓誌とはどのようなものなのかを探り、さらに、ソグド人がシル
  クロード交易に現れ、ほぼ独占状態から、10世紀以降民族と民族との間に消えていっ
  たという活動の盛衰の様子を明らかにすることを目的とする。

◇『大航海時代の地球見聞録 通解『職方外紀』』 ジュリオ・アレーニ,楊廷[竹/均]/
  齊藤正高 訳注・解説  原書房  四六 314頁  2017年3月 3,000円 9784562053896
  巨人の闊歩する国、紫色の顔、海には無数の怪物……。17世紀、中国に渡ったイエズ
  ス会宣教師が語った「世界」は、不思議で謎と奇跡に満ちていた。江戸時代の「国
  際派」も携えた奇本を、わかりやすい現代語と詳細な注釈で紹介。

◇『近代東アジア土地調査事業研究』 片山剛 編  大阪大学出版会  B5 468頁
  2017年2月 11,000円 9784872595581 
  近現代中国を対象に、地形図・地籍図や空中写真等の地理空間情報を用いた可視的研
  究は、中国における資料公開の制約もあり、皆無であった。本書は台湾・米国での資
  料発掘によってその制約を乗り越え、地理空間情報を本格的に利用した世界最初の研
  究である。文書資料も用い、近代東アジアの土地調査・土地制度改革における中国の
  位置、国民政府期の南京における〈近代中国的〉土地登記の最前線、一田両主制の新
  タイプ等を考察。
  
◇『ソ連と東アジアの国際政治 1919-1941』 麻田雅文 編  みすず書房  A5 400頁
  2017年2月 6,000円 9784622085706
  ソ連の存在を抜きにして戦間期の東アジア国際政治を論ずることはできない。ソ連側
  史料に即した研究がようやく可能となってきている現在、この戦間期国際政治の最大
  の空隙を埋める機は熟している。本書はそうした要請に応える画期的論文集。東アジ
  アを一変させた満洲事変を境に2部構成とし、巻末に史料紹介を付す。

◇『近代日本の海外地理情報収集と初期外邦図』 小林茂 編  大阪大学出版会  B5
  280頁  2017年2月 7,400円 9784872595086 
  近代日本の東アジア地理情報収集の初期の展開およびその社会との関係について分析
  する。明治初期の輸入地図の複製と編集のほか、1880年代に日本陸軍将校が中国大
  陸、台湾、朝鮮半島を旅行し、作製した地図(全509点)の作成過程について、それら
  が移管されたアメリカ議会図書館での調査による膨大な資料から分析する。画像デー
  タベースの構築プロセスを紹介し、詳細目録も掲載。

◇『内藤湖南 敦煌遺書調査記録 續編 英佛調査ノート』(関西大学東西学術研究所資料
 集刊41) 玄幸子,高田時雄 編  関西大学出版部  B5 658頁  2017年3月 6,900円
 9784873546469
 『内藤湖南 敦煌遺書調査記録』の続編。大正13年から14年にかけ、内藤湖南一行が
 ヨーロッパに渡航し、ロンドン及びパリで敦煌写本の調査を行った。本書は関西大学
 内藤文庫に所蔵される記録ノート全13冊を、解説と索引を附して影印するもので、内
 藤湖南の敦煌学を知るための基本資料である。調査ノート解題(玄幸子)、内藤湖南
 のヨーロッパ調査行(高田時雄)、ノートから見る内藤湖南敦煌遺書英佛調査の實態
 (玄幸子)を収録。

◇『植民地期台湾の銀行家・木村匡』 波形昭一  ゆまに書房  A5 310頁  2017年1月
  2,800円 9784843351116 
  幕末に生まれ戦中期まで生きた、一人の植民地銀行家を通して、植民地時代の台湾経
  済史の実態を詳細に分析。

◇『日産の創業者 鮎川義介』 宇田川勝  吉川弘文館  四六 256頁  2017年3月 2,800円
  9784642083126 
  大正・昭和時代、斬新な構想力と革新的な事業活動で勇名を馳せた技術者、実業家。
  社会公益に役立つ未開拓分野の先駆者を目指し、機械工業の基礎素材である可鍛鋳鉄
  の事業や自動車産業を開拓。戦後は中小企業の助成活動や政治家として精力的に活動
  した。日産コンツェルンや満業経営にも説き及び、革新(イノベーション)企業家の
  波瀾の生涯を辿る。

◇『多田駿伝 「日中和平」を模索し続けた陸軍大将の無念』 岩井秀一郎  小学館
  四六 318頁  2017年3月 1,700円 9784093798761 
  「弱い者いじめ」を忌み嫌い、驕った日本人の優越感を戒め、若い兵士らの身命を案
  じつつ、良寛和尚の生き方に倣う――。涙ながらに「戦線不拡大」を訴え続けた“良
  識派”軍人・多田駿の知られざる軌跡を辿る。

◇『満蒙開拓団 虚妄の「日満一体」』(岩波現代全書) 加藤聖文  岩波書店  四六
  272頁  2017年3月 2,200円 9784000292009 
  満洲事変を契機として計画された日本各地からの農業移民は、日中戦争の本格化に伴
  い、陸軍主導の強力な国策となり、未成年の少年までもが満蒙開拓義勇軍として送り
  込まれた。開拓先で中国人農民の反発を受けながらの厳しい生活の果てに、敗戦がも
  たらした今なお終わってはいない悲劇。移民の計画から終局までの全歴史をたどる。

◇『満洲における政府系企業集団』 柴田善雅  日本経済評論社  A5 742頁  2017年2月
  8,800円 9784818824485 
  満鉄設立から日本敗戦までの持株会社企業集団の分析を行う。満洲で活躍した満鉄
  系、東拓系、満洲国政府系、満業の企業集団はいかなる投資を模索したかを実証的に
  検証。

◇『日本人のシンガポール体験 幕末明治から日本占領下・戦後まで』 西原大輔
  人文書院  四六 314頁  2017年3月 3,800円 9784409510742
  かつて欧州航路の寄港地であったシンガポール。文学者の二葉亭四迷、夏目漱石、
  永井荷風、井伏鱒二、画家の藤田嗣治、映画監督小津安二郎、春をひさぐ「からゆき
  さん」から暗躍するスパイまで、ここには多くの日本人が降りたった。幕末から明
  治、シンガポール陥落後の昭南島といわれた日本軍の占領下から戦後に日本人戦犯が
  処刑されたチャンギ―監獄、現在の経済発展まで、日本人はどう南洋都市シンガポー
  ルをみつめ表象してきたのか。

◇『日本人が知らなくてはいけない 通州事件 80年目の真実』 英和出版社  B5 112頁
  2017年5月 1,200円 9784865454369 
  昭和12年7月29日、中国で起きた日本人虐殺事件「通州事件」。その詳細な経過と事件
  の背景を豊富な写真と資料で読み解く一冊。

◇『日本陸軍の対ソ謀略 日独防共協定とユーラシア政策』 田嶋信雄  吉川弘文館
  四六 216頁  2017年3月 2,800円 9784642083157 
  第二次世界大戦開戦にあたり重要な位置を占めた日本とドイツ。その関係深化の契機
  となった日独防共協定はいかに締結されたか。ユーラシア大陸をまたにかけた諜報・
  謀略活動、航空路整備、対イスラーム政策など、外務省ルートとは別に進行した陸軍
  の対ソ工作に注目。「空虚な同盟」とされてきた防共協定の全体像を解明し、両国の
  戦略的関係に迫る。

◇『台湾北部タイヤル族から見た近現代史 日本植民地時代から国民党政権時代の「白色
  テロ」へ』 菊池一隆  集広舎  四六 354頁  2017年3月 2,750円 9784904213469
  近代化を頑強に拒絶し、かつての首狩りの風習、霧社事件などによって勇猛な民族と
  して知られる台湾原住民タイヤル族。中でも指導的立場にあり、歴史の荒波に翻弄さ
  れながらも自らの尊厳を守る闘いを行ってきた北部タイヤル族に焦点を当て、台湾史
  研究の空白部分を埋める労作。
  
◇『日本人のモンゴル抑留とその背景』 ボルジギン・フスレ 編  三元社  A5 176頁
  2017年2月 2,000円 9784883034321 
  ソ連は対日戦で60万人の日本軍捕虜を獲得し、その中から1万2000人がモンゴルに送ら
  れ、ウランバートルの都市建設の労働力などとして過酷な日々を過ごすことになっ
  た。捕虜がモンゴルに送られた背景、そして過酷な日々の実態を明らかにする。

○『アジアから考える 日本人が「アジアの世紀」を生きるために』 水羽信男 編
  有志舎  A5 286頁  2017年3月 2,800円 9784908672118
  目次:総論  開かれたアジア論の深化のために(水羽信男)〔第1部 アジア認識の再
  構築のために――「外」からみる日本・アジア〕アフリカでビジネスと紛争にかかわ
  る日本人たち――日本の現代小説にみるアフリカのイメージ (大池真知子)、ラテン
  アメリカの植民地支配と独立の経験―――植民地近代を考える(青木利夫)、雑誌
  『島嶼邊縁』と一九九〇年代前半期台湾の文化論(三木直大)、日本における「台湾」
  /台湾における「日本」(川口隆行)、ライシャワーのアジア認識と日本(布川弘)、
  「放射能とともに生きる」――残留放射能問題と戦後の日米貝類貿易(西佳代)
  〔第2部 日本とアジアとの交流・比較――「アジア」の実相〕中国の憲法制定事業と
  日本(金子肇)、大正期東京の中国人留学生(水羽信男)、竈神と毛沢東像――戦争・
  大衆動員・民間信仰(丸田孝志)、和解への道――日中戦争の再検討(黄自進)、ア
  ジアの中を移動する女性たち――結婚で日本に移住したフィリピンの女性たち(長坂
  格)、近現代ベトナムへの日本人の関与(八尾隆生)

○『中国21 Vol.45 いまこそ、「戦後」を問いなおす』  愛知大学現代中国学会 編
  東方書店 A5 210頁  2017年2月 2,000円 9784497217042
  鼎談「戦後」再論――その多元性について(清水奈名子×竹峰誠一郎×加治宏基)の
  ほか、中国と国際レジーム(徐正源)、初等教育の普及と「戦後」中国社会(大澤
  肇)、オーストラリア、戦争と日本(ビートライス・トレフォルト)など。閻連科の
  講演も採録。
 www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=4497217042&bookType=jp

○『東アジア観光学 まなざし・場所・集団』 金成[王文],岡本亮輔,周倩 編
  亜紀書房  四六 306頁  2017年3月 2,300円 9784750515052
  日本・中国・韓国の観光はどう変わるのか? 沖縄の聖地・斎場御嶽における地元民と
  観光客のすれ違い、セレブタウン江南の誕生で刷新されたソウルの日本人観光、中国
  版Twitter「微博」によって自らの旅をアピールする中国人……。欧米中心の発想を超
  え、日中韓気鋭の研究者が発信するこれからの観光学。

○『独りじゃダメなの 中国女性26人の言い分』 呉淑平/南雲智  監訳/宮入いずみ,
  鷲巣益美,土屋肇枝ほか訳  論創社  四六 288頁  2017年3月 2,200円 9784846015886
  「結婚しない女は半人前」「結婚しない娘は親不孝者」 そんな風潮のなかで生きる
  中国の独身女性26人へのインタビュー集。現代中国社会の心理や家庭問題、社会問題
  もクローズアップした鮮烈なドキュメンタリー。

○『来た!見た!感じた!! ナゾの国 おどろきの国 でも気になる国日本 中国人ブロ
  ガー22人の「ありのまま」体験記』 中国人気ブロガー招へいプロジェクトチーム 編
   /周藤由紀子 訳  日本僑報社  A5 288頁  2017年3月 2,400円 9784861851896
  本書は、中国人ブロガー22人が実際に見て感じた「ありのままの日本」について発信
  した文章を集めました。テーマも歴史問題のみならず、居酒屋、NHK、さらに震災後の
  地域を支えるボランティアまで実に多彩。中国人が語る「やっぱり気になる隣人」日
  本と日本人論は必読です。

○『中国契約法の研究 日中民事法学の対話』 小口彦太 編著/瀬川信久 他  成文堂
  A5  2017年3月 9,000円 9784792333584 
  目次:第一部 本書の概要/第二部 中国契約法の研究  第1章 一般規定、第2章 契約
  の締結、第3章 契約の効力、第4章 履行の抗弁、第5章 債権の保全(1)――債権者代
  位権、第6章 債権の保全(2)――債権者取消権、第7章 事情変更原則、第8章 危険負
  担、第9章 債権譲渡、第10章 契約の解除、第11章 違約責任

○『日中民事訴訟法比較研究』 吉村徳重,上田竹志 編  九州大学出版会  A5 784頁
  2017年3月 9,000円 9784798502014 
  本書は、中国民事訴訟法を、その歴史から現代の状況までを対象に、中国民訴法の専
  門家と日本民訴法の研究者が解説・分析する研究書である。特に本書は、2012年に改
  正された中国民事訴訟法を対象に、関連する法令や司法解釈も含め、立法の経緯から
  制度・運用・理論までを包括的に紹介する日本初の書籍である。巻末には、2015年に
  公布された「最高人民法院の民事訴訟法適用に関する解釈」の全訳を掲載する。

○『華僑華人研究 第13号』 日本華僑華人学会  B5 154頁  2016年11月 3,704円
  目次:【論文】架空の識字力――現代タイ国における漢文経典の知識をめぐって
  (片岡樹)、インドネシア華人女性の国際結婚を通じた世帯保持――西カリマンタン
  州シンカワン市の事例から(横田祥子) 【研究ノート特集「ベトナム国チャビン省華
  人宗教施設調査報告」】研究ノート特集「ベトナム国チャビン省華人宗教施設調査報
  告」への序論(芹澤知広)、ベトナム国チャビン省チャウタン県の関帝廟の盂蘭盆に
  見る華人の文化変容(芹澤知広) ほか
  
○『東アジアの多文化共生 過去/現在との対話からみる共生社会の理念と実態』
  権寧俊 編著  明石書店  A5 232頁  2017年2月 2,800円 9784750344713
  目次:〔第I部 多文化共生をめぐる過去/現在との対話〕第1章 日本植民地時代の韓
  国人留学生――多文化共生のために生かす「植民体験」(波田野節子)、第2章 在日
  朝鮮人の文化表象と多文化共生の倫理(小谷一明)、第3章 遅子建の小説にみる多文
  化共生(後藤岩奈)、第4章 地方・地域から考える多文化共生社会――文化人類学的
  アプローチ(木佐木哲朗)、〔第II部 多文化共生社会の実態と課題〕第5章 多文化共
  生社会と外国人の権利(堀江薫)、第6章 玄界灘をはさんで「EUの卵」が創れないか
  ――在留外国人の地方参政権付与をめぐって(田中宏)、第7章 韓国「多文化政策」
  の実態と課題(権寧俊)、第8章 華僑社会からみる多文化共生社会――日本と韓国の
  華僑社会を中心に(王恩美)

○『アジアのまち再生 社会遺産を力に』(奈川大学アジア研究センター叢書3)
  山家京子,重村力,内田青蔵,曽我部昌史,中井邦夫,鄭一止 編著  鹿島出版会
  A5 312頁  2017年3月 2,700円 9784306046481 
  近現代史の負の記憶が関与してできた問題地区が、逆に魅力的な地域空間の社会資産
  へと変貌していく。建築家たちがみた20都市の奇跡。

○『インドネシア国家と西カリマンタン華人 「辺境」からのナショナリズム形成』 
  松村智雄  慶應義塾大学出版会  A5 338頁  2017年2月 5,800円 9784766423860
  本書が対象とするのは、カリマンタン島西部という、いわば「辺境」である。西カリ
  マンタンは、インドネシア国家とどのような関わりを持ってきたのか。この地域は元
  来、インドネシアのナショナリズムの中心であったジャワ島とは全く異なる歴史的背
  景を持つ。そのような別個の社会がインドネシアという国家の一部になっていく過程
  は波乱に満ちたものであった。またこの地域に暮らす華人たちは、インドネシアと中
  国というふたつの国家に翻弄されてきた。その60年の歩みを辿り「辺境」に暮らす民
  衆の視点から歴史を考える。

○『東南アジア地域研究入門 1 環境』山本信人 監修/井上真 編著 慶應義塾大学出版会
  A5 368頁  2017年2月 3,600円 9784766423945
  多様な生態系を含む東南アジアの地域社会の変容は、西洋的な単線発展モデルよりも
  人間と自然生態系との相互作用による地域固有の発展として理解することがふさわし
  い。本書では、生態史を概観し、人間と自然生態系の関係である「生業」に着目する
  とともに、近年の重要な論点や現代トピックを整理し、将来の課題を展望する。

○『東南アジア地域研究入門 2 社会』山本信人 監修/宮原曉 編著 慶應義塾大学出版会
  A5 356頁  2017年2月 3,600円 9784766423952
  行為やモノ、思考や言語をやりとりする際の交換やコミュニケーションのあり方が交
  錯する東南アジア。人々が生きる日常、そして「社会」の根底にある構造を、「あい
  だ」という視点から人類学的に問い直し、その多様性の淵源を描き出す。

○『東南アジア地域研究入門 3 政治』 山本信人 監修・編著  慶應義塾大学出版会  A5
  342頁  2017年2月  3,600円 9784766423969
  「アジアの冷戦」とともにアメリカで発展した政策指向型の東南アジア研究と、諸国
  家の多様性や国際/地域フェーズの政治力学にも射程を広げてきた日本型の地域研究。
  両者の再検討と止揚から新たな分析枠組みを提示し、東南アジア地域独自の政治動態
  を描き出す。

○『イラン研究 万華鏡 文学・政治経済・調査現場の視点から』 原隆一,中村菜穂 編
  大東文化大学東洋研究所  A5 288頁  2016年12月 5,000円 9784904626269
   本書は、多様な視角、様々なプリズムをとおしてみたイラン文化圏における伝統と変
   容に関する論考集である。目次:はしがき/第1部 文学の視点から/第2部 政治思想
   と経済の視点から/第3部 フィールド調査の視点から/あとがき/付録――東洋研究
   所 イラン文化圏における伝統と変容研究班の活動記録

○『Social Transformation and Cultural Change in South Asia : From the 
  Perspectives of the Socio-Economic Periphery(英文)』 篠田隆,井上貴子,須田
  敏彦 編  大東文化大学東洋研究所  A5 282頁  2017年1月 7,000円 9784904626276
  南アジアにおける社会運動と文化変容――周縁からのアプローチ(英文)

○『THE AGRICULTURAL MONGOLS LAND RECLAMATION AND THE FORMATION OF MONGOLIAN 
  VILLAGE SOCIETY IN MODERN CHINA』 ボルジギン・ブレンサイン  春風社  A5 400頁
  2017年2月 6,000円 9784861105432
  激動の近代を経て、多様化の時代を迎えた現代モンゴル人世界。内モンゴル東部にお
  ける農耕モンゴル人村落社会の形成を、文献史料とフィールド調査を結合させて描き
  出す。本文英語。

◎『食をめぐる人類学 飲食実践が紡ぐ社会関係』 櫻田涼子,稲澤努,三浦哲也 編著
  昭和堂  A5 290頁  2017年3月 5,000円 9784812216101 
  「食べる」という人間行動に焦点を当てた民族誌的研究および東南アジアとその周辺
  地域における食と社会関係に関する比較研究。死者への供食、死者との共食――香港
  新界の儀礼にみる関係性の維持と断絶(瀬川昌久)、ムスリム青年はいかに食べるか
  ――東南アジア・イスラーム学習の共同体における食事情(益田岳) 、住宅内のど
  こで、だれと、どう食べるか――マレーシア華人社会の正月菓子「年餅」から浮かび
  あがる社会関係(櫻田涼子)ほか。

●『『老子』 その思想を読み尽くす』(講談社学術文庫) 池田知久  講談社 文庫
  862頁  2017年3月 2,200円 9784062924160
  『老子』に含まれる諸思想を総合的・体系的に解明して、その諸思想のありのままの
  内容を分かりやすい形で提供。馬王堆帛書甲本を始めとする各種の出土資料本『老
  子』を重視して、古い『老子』の本来の姿を紹介することに努めている。巻末には、
  『老子』の原文全文と、読み下し、現代語訳を収録する。
  
●『世界最高の人生指南書 論語 人生に革命を起こす最強の生き方』 守屋洋
  SBクリエイティブ  四六 250頁  2017年3月 1,600円 9784797389197
  人生を意味のあるものにするために、孔子の実践的なアドバイスに耳を傾けてみよ
  う。誰よりも人間関係に悩み葛藤し続けた人生の苦労人・孔子の人となりや生涯を紹
  介し、孔子が残した「論語」の言葉を解説する。

●『世界のエリートが学んでいる 教養としての中国哲学』 小川仁志  PHP研究所発売
  四六 210頁  2017年3月 1,400円 9784569835600 
  論語、老子、菜根譚、孟子、荘子、史記……。孔子や孫子に学べ。自分の頭で考え抜く
  力を身につけよ。名経営者もハーバードも注目する「最強の思考ツール」。

●『リーダーに絶対役立つ韓非子』(PHPビジネス新書) 守屋洋  PHP研究所  新書
  240頁  2017年2月 870円 9784569835556
  多くの企業トップがひそかに熟読していると言われる中国古典「韓非子」。その魅力
  と現代に活かすべき叡智を、著者独自のわかりやすい口語訳と解説で紹介。
  本書は『新釈 韓非子』(2002年)を改題・再編集したものです。

●『東アジア仏教の生活規則 梵網経 最古の形と発展の歴史』 船山徹  臨川書店
  菊判 530頁  2017年3月 9,200円 9784653043362 
  東アジア仏教徒の日々の生活規則『梵網経』。中国で偽作されたその「最古」の形を
  策定し、明確な意図をもって書換えられた経典の歴史変遷に迫る。二十種をこえる経
  本の校勘から見えてくる偽作者の意図、そして経典の自律的発展史とは――西洋的仏
  教文献学の方法論に一石を投じ、新たな校勘研究を模索する。未公開資料(日本奈良
  朝写本)の録文も収録。

●『東洋思想と日本』(汲古選書75) 谷中信一  汲古書院  四六 308頁  2017年2月
  3,000円 9784762950759 
  幕末の造語「東洋思想」――その形成過程をたどり現代社会への有効性を説く
  目次:序章 東洋の伝統思想に学ぶ意義/第一章 身体観――養生術・武術・ヨーガ/
  第二章 学問教育観――儒教の現代的意義/第三章 自然観――自然と人間の関わり/
  第四章 欲望観(1)――東洋思想における伝統的欲望論と現代/第五章 欲望観(その
  2)――仏教において/第六章 死生観――宗教と思想の狭間で/第七章 幸福観(1)
  /第八章 幸福観(2)――東洋の幸福指南書・洪自誠著『菜根譚』より/第九章 日本
  人の伝統倫理観と武士道/終章 東洋思想の行方

●『敦煌仏頂尊勝陀羅尼経変相図の研究』 下野玲子  勉誠出版  A5 382頁  2017年2月
  14,000円 9784585210382 
  東西交通の要衝・敦煌。インドから伝わった仏教もこの地を経て中原地域に流入した。
  敦煌では石窟壁画など仏教美術が花開き、今に残されたそれらは仏教伝播の歴史を知る
  上で極めて貴重な資料ともなっている。本書では唐代における敦煌の石窟壁画に焦点を
  あて、その中で漢訳された経典「仏頂尊勝陀羅尼経」の内容がどのように伝わり、変遷
  を経たのかについて、敦煌石窟壁画から取り出した170の画像を丹念に読み解いたもの
  である。敦煌の経典をもとにした壁画についての研究はこれまで多くなされてきたが、
  仏頂尊勝陀羅尼経に関する研究は乏しく、貴重な研究成果となる。

●『経典釈文論語音義の研究』(創文社東洋学叢書) 高橋均  創文社  A5 498頁
  2017年2月 8,500円 9784423192733 
  経書、老荘研究の基礎資料である「経典釈文」30巻のうち、第24巻「論語音義」を対
  象に、日本に伝わる論語古写本と唐代開成石経の論語テキスト、古写本から輯佚した
  論語音義と通行本を対比し、論語音義の諸問題を解明する。

●『地論宗の研究』(金剛大学外国語叢書) 金剛大学仏教文化研究所 編  国書刊行会
  A5 1046頁  2017年3月 22,000円 9784336061133
  中国南北朝期の北朝で隆盛を誇り、隋唐仏教に大きな影響を与えた地論学派。本書は
  地論学派の思想面のみならず史的側面も扱い、特に教学大成者である浄影寺慧遠にス
  ポットを当てる。また、資料篇には地論学派研究には必須となる資料を収める。13名
  の執筆者による17論文4資料からなる本書は、地論宗研究の現時点での集大成といえ
  よう。

●『天台維摩経疏の研究』山口弘江  国書刊行会  A5 444頁  2017年2月 12,000円
  9784336061140
  天台智[豈頁](538-597)の親撰に準じる価値を持つとされる天台維摩経疏。それは
  智[豈頁]の最晩年、のちに隋の煬帝となる晋王広(569-618)の依頼を受けて撰述され
  た『維摩経玄疏』6巻と『維摩経文疏』28巻(最後の3巻は章安灌頂)からなる一書で
  ある。過去には散逸の危機にも見舞われた本疏には、単なる『維摩経』の註釈という
  枠を超えて天台教学における重要な教義が詳説されるほか、他の文献には見られない
  特色ある説が見られるため、近年学界の注目を集めている。本書はその天台維摩経疏
  の歴史・テキスト・思想を多角的に論じる試みである。

●『治乱のヒストリア 華夷・正統・勢』(シリーズ・キーワードで読む中国古典4)
  伊東貴之 編著/渡邉義浩,林文孝  法政大学出版局  四六 254頁  2017年3月
  2,900円 9784588100345 
  自らと他者を区別して、世界秩序や天下的世界観も示す「華夷」。治乱興亡の『三国
  志』から、現在も、政権などについて問い直される「正統」。君主の権力や勢威から
  派生し、空間的布置や形勢、歴史的・時間的趨勢も意味する「勢」。中国の政治思
  想、文化論、国家観など広範な領域でその本質を考察する。

●『日本近世期における楽律研究『律呂新書』を中心として』 榧木亨  東方書店  A5
  312頁  2017年3月 4,200円 9784497217035
  『律呂新書』とは、宋代の蔡元定が、朱子学の音楽理論を朱熹に代わってまとめたも
  ので、朱子学の普及とともに中国のみならず、日本や韓国でも広く読まれた「楽理」
  書である。本書では、『律呂新書』が日本近世(江戸期)でどのように受け入れられ
  たかを示すとともに、当時の儒学者たちによって、音律論・音楽論がどのように研究
  され、どのように展開していったのかを詳しく論述する。
  www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=4497217035&bookType=jp

●『頼山陽とその時代 上』(ちくま学芸文庫) 中村真一郎  筑摩書房  文庫 496頁
  2017年3月 1,500円 9784480097781
●『頼山陽とその時代 下』 (ちくま学芸文庫) 中村真一郎  筑摩書房  文庫  656頁
  2017年3月 1,700円 9784480097798
  天賦の詩才と史書の叙述で天下に令名を馳せた頼山陽。その文章は、幕末期に尊王攘
  夷運動の原動力ともなった。作家中村真一郎は、この人物の内面を丹念に掬い上げな
  がら、生涯の全貌と時代の知的風景を余すところなく描き出す。
  
★『目録学に親しむ 漢籍を知る手引き』(京大人文研漢籍セミナー6) 京都大学人文科
  学研究所附属東アジア人文情報学研究センター 編/古勝隆一,宇佐美文理,永田知之
  研文出版  A5 134頁  2017年3月 1,500円 9784876364206 
  目次:目録学――俯瞰の楽しみ(古勝隆一)、子部の分類について(宇佐美文理)、
  目録学の総決算――『四庫全書』をめぐって(永田知之)、附録 漢籍目録の参考文献
  (古勝隆一)

★『書物学 第10巻 南方熊楠生誕150年』 勉誠出版  B5 96頁  2017年3月 1,500円
  9784585207108 
  目次:【特集 南方熊楠生誕150年】南方熊楠と『エンサイクロペディア・ブリタニカ』
  (志村真幸)、江戸博物学との対話(郷間秀夫)、まぼろしの単行本構想―南方邸資
  料中山太郎書簡を中心に(田村義也)、コレクションの帰趨―オットー・ペンツィヒ、
  田中長三郎、南方熊楠(川島昭夫) 【特別対談】国文学研究の国際展開―著作権・
  データ・図書館(今西祐一郎×横田カーター啓子) 【本を楽しむ】藤原忠通の漢詩散
  らし書き(古谷稔) ほか

★『斯道文庫論集 第五十一輯』 斯道文庫  A5 230頁  2017年2月 3,500円 0559-7927
  目次:漢籍外典古写本研究資料―斯道文庫所蔵本について―(高橋智)/キリシタン
  版国字本の造本について―平仮名古活字本との比較を通して―(佐々木孝浩)/慶應
  義塾所在近世文人書簡筆跡類総覧(三)三田メディアセンター貴重書室(その二)
  (堀川貴司)/『韻府群玉』版本考 拾遺(住吉朋彦)/藤貞幹『寛政元年東遊日録』
  について―附・慶應義塾図書館蔵本翻印―(一戸渉)/伝憲深編『灌頂印明口決』と
  空観房如実(高橋悠介)

★『東洋学文献類目 二〇一四年度』京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研
  究センター  A4 636頁  2017年2月 2,600円 1343-425X
  京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センターが受け入れた学術雑誌
  に掲載された中国学関連の論文及び同センター所蔵の単行本(書評論文の対象となっ
  ている図書も含む)を、年次ごとに分野別に整理した文献目録データベースの冊子
  版。論文、単行本をそれぞれ「日・中・韓文編」と「欧文編」に分けて収録し、巻末
  に著者索引を附す。


=======================================
≪書羅盤:チャイナブックナビゲーター≫第308号はいかがでしたか。

中国で日本語通訳の草分け的存在の劉徳有さん(もと文化部副部長)が、『人民中国』
の今年の1月号から「漢俳よもやま話」というタイトルの連載を書いておられます。
「漢俳」とは、中国語で日本の俳句の字数に合わせて作る短い詩のことです。
第1回では、「初雪」と題して、漢俳の始まりなどの話題です。劉さんが初めて作った
「漢俳」も載っています。第2回目は、「柳緑花紅」、3回目は「早春の嵐山」、第4回
目は「坂東玉三郎」です。いずれも味わいのある文章で、劉さんの豊かな経験が溢れて
いると思います。
連載は12月号まで続きます。

『人民中国』
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はISSNコード)、9)一言コメントの順に並んでいます。

ジャンルの記号の意味は以下のとおりです。
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■語学(中国語・広東語・台湾語など)
□芸術(書画、篆刻、映画、音楽)
▲文芸書(近現代小説、エッセー、歴史読物)
△文学(古典詩文、明清小説など)
▼旅行(ガイドブック、地図、紀行文)
▽健康(料理、薬膳、スポーツ、拳法、気功、東洋医学)
◆政治・経済(法律、ビジネスを含む)
◇歴史(考古学から近現代史まで)
○社会(文化人類学、社会学、教育、民族)
◎民俗(風俗・習慣など)
●思想(四書五経、哲学、宗教)
☆科学(科学工業技術、動植物、自然科学)
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