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609studio No.825 ◇現代時評《バベルの塔》:片山通夫


カテゴリー: 2017年09月05日
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【609 Studio】email newsletter 2017年9月5日 No.825
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  フォト・ジャーナリスト片山通夫のemail newsletter。現代時評、ロシアやサハ
リンの話題、編集長のコラムなど多彩な話題満載!         
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◇現代時評《バベルの塔》:片山通夫
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 「バベルの塔」と言う話がある。旧約聖書に出てくる。簡単に紹介する。当時
人々は今と違って同じ言葉で話し、お互いの意思の疎通を図ることができた。ノ
アの箱舟から降りたった人々は「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届
くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあ
げよう」と煉瓦を積み天に届くほどの塔を作った。神は「人間は言葉が同じなた
め、このようなことを始めた。人々の言語を乱し、通じない違う言葉を話させる
ようにしよう」と言った。このため、人間たちは混乱し、塔の建設をやめ、世界
各地へ散らばっていった。
 旧約聖書の創世記11章1-9節のエピソードだとか。

 ひるがえって現代の世界は、旧約聖書の時代から変わらず、異なる言葉で話し、
十分に意思の疎通が図られているとは言い難い。それは異民族間だけでなく同民
族でも同様に意思の疎通を図りがたい場合が多い。コミュニケーションがとりに
くい世の中になったようだ。

 例えば昨年までは毎年、防災の日(関東大震災が起こった9月1日)には東京都
知事は市民団体などで構成する実行委員会主催の「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼
式」に、都知事名での追悼文を出していたが、今年から出さないと決めた。この
関東大震災時の朝鮮人虐殺は震災の犠牲者である天災の犠牲者とは異なり、全く
の人災なのだが、都知事はこれを「同じ犠牲者」と括ってしまった。

 同じ日本語を使う人間同士の言葉が通じないということは、察するに「主義主
張の相違」が原因だけではないと思う。相手の言うことを聞こうとしない、もし
くは自己の主張だけを押し付ける、または現実(史実)を直視できない人々の声
が、やたら大きくなってきた結果だと思われる。しかしそれも作られた声だと思
われる。SNSなど匿名のツールが増えて来た結果だと言える。
 筆者はここにも「現代のバベルの塔を築こうとする人」がいるとしか思えない。
神への冒涜・・・。

 言葉が通じないと言えば、安倍首相にも当てはまる。過日北朝鮮が「我が国の
上空」、確かに上空だが、そこはそこには何百ともいわれる人工衛星が飛び交っ
ている宇宙空間だ。その宇宙空間を「我が国上空」と表現することに違和感を覚
えない安倍首相の感覚は、まさに「ガラパゴスなバベルの塔」そのものだ。
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◆「スプートニク」 >>> 引用元    http://jp.sputniknews.com/
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◆情報通信・ラジオ「スプートニク」(HOME)
 http://jp.sputniknews.com/

◆日本関連
 http://jp.sputniknews.com/japan/

◆国際───────────────
 http://jp.sputniknews.com/world/

◆ロシア国内───────────────
 http://jp.sputniknews.com/russia/
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読書《なぜヨーロッパで資本主義が生まれたか》
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新刊ガイド《「大大阪」時代を築いた男 評伝・関一(第7代目大阪市長)》

 大山勝男 著                         
定価(本体2,600円+税)
2016年2月10日発行
http://koujinnotomo.com/
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◆《News Digest》:609studio編集部
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◇◇ニュースな言葉、一口メモ <ICBM>
大陸間弾道ミサイル(たいりくかんだんどうミサイル、英語: intercontinental
 ballistic missile, ICBM)は、有効射程が超長距離で北アメリカ大陸とユーラ
シア大陸間など、大洋に隔てられた大陸間を飛翔できる弾道ミサイル。

⇒陸上基地もしくは海中の潜水艦などから発射され、ロケット噴射の加速により
数百kmの高度まで上昇し、その間に速度、飛行の角度などを調整して目標地点へ
のコースが決められる。燃焼を終えたロケットエンジンは随時切り離され、弾頭
だけが慣性により無誘導のまま飛行する。即ち、大砲の砲弾を撃つ場合に、目標
を狙うために発射時の砲の仰角や発射薬量を調整して、砲弾そのものは自力で進
路や速度を変えることがないのと基本的には同じで、ICBMもロケット式の超巨大
な大砲と考えることもでき、「大陸間弾道弾」の名称も多く用いられる。中距
離・準中距離など、他の弾道ミサイル(弾道弾)も同様である。

⇒このミサイルに対しての迎撃で我が国はPAC3(パトリオット)を配備している
が、パトリオットは射程2・30キロしかなくて、ロケット噴射の加速により数
百キロの高度まで上昇するICBMを撃ち落とすことができない。

◇◇News Digest◇◇

◇きな臭い話、こぼれ話

アントニオ猪木氏、7日から訪朝 ミサイルで要人会談も
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/129650

安倍首相 真摯な説明はいつ? 森友・加計疑惑、日報問題
8月3日の内閣改造からまもなく1カ月。安倍晋三首相は通常国会閉会後の6月
19日の記者会見で「真摯(しんし)に説明責任を果たす」と語り、改造の際も
「謙虚に、丁寧に」と低姿勢を強調した。森友、加計学園問題など残る疑問点に
ついて、説明は進んだのだろうか。
https://mainichi.jp/articles/20170902/k00/00m/010/133000c

これで民進党は終わったのか? たった”8票”で広がる波紋
https://www.buzzfeed.com/jp/satoruishido/maehara-0902

北朝鮮のミサイル発射は日本の軍事力増強に油を注ぐか
http://japan.hani.co.kr/arti/international/28328.html

マティス、北朝鮮に対し外交的解決策を再度強調…トランプ-安倍、2日連続電
話会談
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/28339.html

【コラム】北ミサイルの2つの顔…恐るべき威力と致命的弱点(1)
https://goo.gl/omU57G

英BBC、今月から北朝鮮向け放送を開始 
http://dailynk.jp/archives/94320

6万人の米国人、富豪ソロス氏のテロリスト認定を政府に要求
https://jp.sputniknews.com/us/201709024042752/

ISの「首都」ラッカ、旧市街を解放 米支援のシリア部隊
http://www.afpbb.com/articles/-/3141397?cx_part=topstory&cx_position=1

プーチン大統領、北朝鮮めぐる「大規模な衝突」を警告
http://www.afpbb.com/articles/-/3141383

「オール沖縄会議」平和賞 非暴力で辺野古反対
ドイツの国際平和団体「国際平和ビューロー」(IPB、ベルリン)は、二〇一
七年のショーン・マクブライド平和賞を、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄
県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設に反対する政党や団体
でつくる「オール沖縄会議」に授与すると決めた。IPBが三十一日、共同通信
に明らかにした。
https://goo.gl/aivpsv

北朝鮮情勢、大規模紛争に発展する恐れ=ロシア大統領
https://jp.reuters.com/article/northkorea-missiles-putin-idJPKCN1BC4EF

北朝鮮への制裁だけでは「結果をもたらさない」 ロシア外務省
https://jp.sputniknews.com/politics/201709014038457/

日本を通過した北ミサイル 「先をとる」技を持たない日本の危機
http://www.sankei.com/column/news/170830/clm1708300003-n1.html

北朝鮮ミサイル 迎撃に課題 PAC3配備限界
https://mail.google.com/mail/u/0/#inbox/15e301e03396fa7b

ミサイル防衛、二段構えでも困難 「際限ない」指摘も
北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過した29日、防衛省・自衛隊は「わが国
にむけて飛来する恐れがない」(小野寺五典防衛相)と判断し、具体的な迎撃行
動には至らなかった。日本は二段構えのミサイル防衛体制(BMD)をとるが、
限界も指摘されている。
http://digital.asahi.com/articles/ASK8Y76GQK8YUTFK01H.html

高度上空の核爆発で起きる「電気がない世界」の恐怖
北朝鮮の核・ミサイル開発に懸念が高まっている。核兵器の恐ろしさとは何だろ
うか。熱線と爆風による大規模な殺傷と破壊、そして放射能汚染はもちろん深刻
な脅威だ。しかし、はるか上空の核爆発で地上に起きる「電気がない世界」の恐
怖は想像できるだろうか。一時的な停電ではなく、国の電力網全体が破壊されて
何年も復旧しなくなるような事態だ。読売新聞調査研究本部の永田和男主任研究
員が解説する。
http://sp.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20170523-OYT8T50051.html

日本メディアの北ミサイル速報、韓国軍より8分も早かった
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2017082902970

樺太を知ってください
http://kabaren.org/karafutowoshittekudasai/

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◆編集長から:片山通夫              
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 面白い記事を見つけた。以下はその記事。

 2009年の調査では、酒を一切飲まない人は25%であった。短い期間で割
合が大きく増えている。飲むと回答した人は59%。だがその大半が1カ月に数
回飲む程度だと答えている。ひんぱんに飲んでいると回答した人の44%は、こ
こ1年で飲む量を減らした。以前よりもたくさん飲むようになったと答えた人は
わずか4%だった。

 さてこの記事が指している国はどこでしょう?
 驚くなかれ!ロシアである。記事は続く。

 ウォッカの消費が減少していることは、以前から明らかになっていた。「ロシ
ア連邦大統領付属経済・国務アカデミー(RANEPA)」のアレクサンドラ・ブルジ
ャク上級研究員は昨年、こう話していた。「ウォッカの販売は激減している。前
年同期比で13.4%減。売上高の減少は2015年に起こっていた。2014
年と比べて12.6%減だった」
 ロシア連邦保健・社会開発省のヴェロニカ・スクヴォルツォワ大臣は昨年、ロ
シア人の平均余命が71.2歳に上昇し、その要因の一つが「健康的なライフス
タイルへの変化、喫煙量、アルコール消費量の減少」であると報告していた。

 道理で、筆者が通ったサハリンでも、ここ十数年の間に、酒(主にウオッカ)
を呑む友人が減った。代わりに赤ワインを「たしなむ」。
 筆者にとって少し物足りないロシア人が増えた。
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  発行    2017年9月5日 No.825
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           ◇禁・無断転載◇
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