武道通信かわら版

武道通信かわら版6/10号


カテゴリー: 2003年06月10日
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―――――■―■―■■―――――――――【武道通信かわら版】
――――■■■■■■■■―――――――― 6/10 2003 vol.75
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―――――■―■■―■―――――――――インターネットで読む
―――――■―■―――■――――――――『武道通信』
――――■■■■■■■―■―――――――サブマガジン
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 http://www.budotusin.com              東京都 国立市東3-4-8
 sugiyama@budotusin.com                       杉山頴男事務所
                      042-580-6428 fax 042-580-6438
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  75号目次  
1 お知らせ
2 軍師のたわごと/兵頭二十八《二十二》
3 ものしり博士《二十六》……吉田フミハル
4  異国で出会ったサムライ達《四十八》……佐々木タケル 
5 格闘・武道をフットボーラーの目で見る《四》……松下大圭
6 忙中閑あり《七十四》……杉山頴男
  
■お知らせ――――――――――――――――――――――――――――――

1. 二十一ノ巻 「Webで読む武道通信」もセットアップ。1200円。紙の本よ
  り60円のディスカウント。
  
2. 「兵頭二十八を読む」第四弾の「陸軍機械化兵器」(銀河出版1995年刊)
   がセットアップされました。
   ◎戦後50年目の真相 旧来の解説をすべてくつがえす最新の研究成果! 
   満州事変以降の陸軍航空機を斬新な視点から再評価し、機械化戦に投じ
   られた野砲、重砲を再点検。50年前の陸軍の実力が今ここに解明される。
   (銀河出版のカバー帯より)(800円)
   *共著の宗像和広の執筆「車輛」「装甲車」「戦車」「真説・機械化部
    隊激闘史」の章は割愛
    目次
   ・航空機 八七式重爆撃機からキ−一○二試作襲撃機まで
   ・火砲  三八式野砲から四式七センチ半高射砲まで
   ・暴力と知力――日本人と機械化戦争 
  
3.兵頭二十八著"幻の名著" <オンライン復刻本>の第二弾『日本の防衛力
  再考』の巻末に附として掲載されていました「修士論文」。これは著者が
  1990年3月、東京工業大学に提出した論文です。
  『日本の防衛力再考』をネットで購読された方には後発でダウンロードし
  ていただきましたが、(まだされていない方は同じパスワードで)軍学者・
  兵頭二十八氏の論考の源を知る上で貴重な論文ゆえ、特別軍事関係書に興
  味のない『武道通信』読者にもお読みいただけたらと思い、 オンライン復
  刻本<番外編>としました。新規に打ち直し『武道通信』と同じ誌面の割付
  でPDF化しました。総頁45頁。HP「兵頭二十八を読む」からご入店を。
  (600円)

4.『武道通信』お奨め後援会 
   ――6月12日、同じ日、同じ高田馬場での二つの講演会案内
   
   ☆「核武装の理解のために」 講師 兵頭二十八氏
     日時 6月12日 16時開場 16時半開演
     場所 早稲田大学大隈講堂(地下鉄東西線早稲田駅下車徒歩3分)
     ▼入場料無料
     核武装宣言!? 核武装という選択肢を含めた安全保障論を軍学者、
     兵頭二十八氏にタブー無き視点での講演――主催 早稲田大学國策
     研究會 協賛 早稲田大学政論部

   ☆一水会ファーラム 「体験的民族運動私論」 講師 犬塚哲爾
    日時 6月12日 19時開会  
    場所 シチズンプラザ (高田馬場駅から中野方面へ徒歩8分)
    ▼一般1000円/学生500円
        *編集部は“ダブルヘッダー観戦”です。

■軍師のたわごと/兵頭二十八《二十二》――――――――――――――――

 旧著『日本の防衛力再考』には、いくつか直したかった箇所があるのですが、
「二版」が遂に出なかったために、これまで放置した格好になっていました。
 この場をお借りし、まずその諸点を注したいと思います。

p5.  個体補助ブースター → 固体補助ブースター

p11.  フランスやイギリス → イギリスやフランス

p19.  個体 → 固体

p19.  九六〇〇メートル → 九六〇〇キロ

p19.  防潜水網 → 防潜網

p22.  通常弾頭(二五〇キロ程度) → 通常弾頭(四五〇キロ程度)

p26.  後継戦闘機種選定の際 → 後継戦闘機を選定しようとした際

p34.  マッハ二〇で →マッハ二〇〜三〇で

p56.  外国から穀物用に → 外国から飼料穀物用に

p57.  HSS−2B → SH60

p66.  破れた → 敗れた

p72.  糠に釘である → 糠に釘であった

p75.  離脱距離 → 脱離距離

p86.  既設陣地 → 設堡陣地

p89.  米軍から供与されたM4シャーマン戦車。 → 米軍から供与された
     M4シャーマン戦車。右はM24(チャーフィー)軽戦車。

p94.  どこにでも突撃できる → どこにでも突入できる

p102.  日本に海外派兵も可能な → 日本に張り付け防衛でなんとか時間
     が稼げる

p102.  陸軍再軍備を要求する一方で → 陸軍再軍備を要求するとと同時
     に

p102.  予算二〇〇〇万円を → 予算一二〇〇万円を

p110.  一式中戦車のエンジン → アメリカ製のエンジン

p116.  絶対の自身 → 絶対の自信

p119.  一月が涼しくなるので → 一月が涼しくなるのと、冬前後に潮位
     の最大があり、上陸や特潜運用に都合が良いので

p120.  対空戦闘能は → 対空戦闘能力は

p133.  オリジナルではフォルクスワーゲン → オリジナルではフォルク
     スワーゲンの76psガソリンエンジン

p136.  段違いアクスル → 段違い(ハブリダクション)アクスル

p136.  防弾仕様。共に → 防弾仕様だが、共に

p173.  破れて → 敗れて

p181.  乗ぜられる → 乗せられる

p181.  放送塔のような構造は → 放送塔のような構造物は

p187.  いいや。 → 「ブーッ」!

p189.  楽園だった頃の人口水準 → 楽園だった頃の人口密度

p195.  正統性 → 正当性

p197.  海内に → 内外に

p197.  維新政府もナショナリズムの喚起のための → 維新政府も平民
     のへのナショナリズムの浸透のために

p200.  第一戦の → 第一線の

p201.  一九九一年のクウェート → 一九九〇年のクウェート

p201.  債権などを → 債券などを

p208.  『鈴録』 → 『●録』 ※金ヘンに今のツクリで「ケン」と読
      む、JISには無い字。

p226.  見積もられられたらば → 見積もられたらば

 ☆参考資料として 月刊『内燃機関』も追加。

 以下は現在の雑感です。
 皆様ご承知の如くこの『日本の防衛力再考』は、それこそ何の賞も取らなか
った本で、当時の書評すら皆無なんでありますけれども、私は読み返す度に
『我、為すべき事を為せり!』と思わずにいられないのです。

 私はこの本の初刷り見本を1995年11月18日に版元から頂戴しました。神
保町にあります書泉グランデと書泉ブックマートでこの本が店頭に並べられて
いるのを自ら確認致しましたのが11月24日です。さらに新宿紀伊国屋では11月
28日に店頭確認をしました。またその後、八重洲で見たスリップには「95.11.
27入荷」とあったのは確かであります。そして、関係ありませんが、元防衛庁
事務次官で「天皇」とまで呼ばれた西広さんが急逝されましたのが12月4日で
す。

 自分の人生で自分が何をしたかは自分がいちばん良く知っています。したが
いまして他人様から与えられる名誉も要らないのですが、私にとってこの本が
特別ですのは、江藤淳先生に再評価されたきっかけになったからです。
 そもそも無名の一神大生であった私を、世界でただ一人「発見」して拾い上
げてくだすったというその一事のみで、私の生涯の名誉勲記類は満杯なんであ
ります。一体これを上回るどんな「賞」があり得るというのか。
 あるわけがない。しかし、再び一プータローとなっていた私が著わしたこの
零細出版社の本を、再び先生が「私評」してくだすった、そのことが、生涯二
番目の光栄に満たされた「受賞」だったなと思っております。

 以下は近況です。
 『諸君!』7月号の私の記事の中で「世界週報」とあるのは「世界日報」の
誤りでした。謹んで関係各位にお詫びを申し上げます。
 当該箇所で引用している文章は、5月2日に「まぐまぐ」から配信されたメ
ルマガのニュースでした。

 なぜ出典社名を間違えたかというと、「まぐまぐ」からはいつも全く同じ金
曜日に「世界週報」と「世界日報」の国際ニュースが相次いで配信されてくる
のです。そして私がこの記事を引用しようと思ってプリントアウトするとき、
最後まで出力すればちゃんと社名が出てくるのですが、トナーを惜しみまして、
最後まで出力しないで印刷を中断してしまったのです。そこから、このような
混同が起きてしまったのであります。

 ではそもそもなぜまたわざわざ無料のインターネット新聞の記事などを例と
して取り上げたのかと申しますれば、私は貧乏人で普通の新聞を一紙も購読し
ていないからであります。言われるまでもなく、悪い例として引用するならば、
大新聞の記事を選んだ方が良かったでありましょう。

 それで、もしも38度線で戦争が始まれば、初日に米韓側には大被害が出るだ
ろうというその「世界日報」の国際ニュースの報道の内容ですが、2003年
5月2日の時点ではスクープ性のある話ではありません。既にいくぶん古い話
であります。
 その旧聞を何の疑問も挟まず検証もせず、単純に何度も報道しようとするこ
の新聞社、編集部デスク、および記者の見識は不勉強の見本にできると私は思
いましたので、例として取り上げました。

 ただし、取り上げた時点では、この国際ニュースは、定評ある老舗の「世界
週報」のものだと思い込んでいたわけであります。「世界週報」は時事通信社
ですから、批判対象としては不足がないでしょう。

 が、もし当初から韓国系の「世界日報」だと承知をしておれば、日本のマス
コミの「不勉強」の例としてはこれは最適ではなかったでありましょう。私と
「世界日報」の古いつきあいにつきましては、「兵頭二十八 ファン・サイト」
の「インタビュー」の中で答えている通りであります。私は同社が日本の典型
的なマスコミであるとは20年前より思ってないのであります。

 こんごは、二度とこのようなことが無いように対処して参りたいと思ってお
ります。

■ものしり博士(自虐)<二十六>―――――――――――――――――――
            
                      吉田フミハル(Web編集員)
            −脱出−

 全然ネタ考えてなくて…。で、今、午前3時。
 何かないかなーっと、ネット・サーフィン(死語)してたら、

 <マクドナルド>姿消す59円バーガー 業績悪化で
(ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030610-00000032-mai-bus_all)

なんて、記事発見!

 おお!福音!これで、未来が見えた!なんぞと、眠い頭で考えております。
 思えば、ダイエーの「価格破壊」から始まった平成不況もやっとコレで何と
かなるでしょう。
 「価格破壊」、当時、いち食品メーカーの営業だったわたしは、ダイエーの
バイヤーに、
 「そりゃ、『価格破壊』じゃなくて、“価値”破壊だョ」
と、言って喧嘩になり、それが一因で今日に至るのですが…。人の世は何があ
るか解りませんネ。自分が破壊したモンに破壊されてるんですから…。

 「価値」と「価格」似て非なるモノなんですが、良く解ってらっしゃらない
方が居る。まっ、その代表はマルクスさんとその信奉者の皆さんなんですが…。
簡単に「価格」は、市場が決めるモノ、「価値」は心が決めるモノ。う〜ん、
睡魔のせいで「心」とか書いているが…。
 どんなに自分にとって「価値」が有るモノでも、市場に持っていって「価格」
がつくモノとは限らない。持っているCDとか本とか買い取りに出すと驚くほど
安くって…って経験ない?じゃぁ、働けど働けど我が暮らし楽にならず。じっ
と手を見る…って経験は?そう、その違いが「価値」と「価格」。

 「価格」を決めるの売る方じゃなくて、本当は、買う方なのだ。逆に、「価
値」決めるのは売る方。売る方が「価格破壊」なんて言うのは可笑しい。コレ
を押さえておかないから、業績悪化に繋がるのだよョ。
 日本には、
「お客様は神様です」
と言う、真に有難い格言(ん?)が有る。
 それを、思い出してネ。

■異国で出会ったサムライ達《四十八》―――――――――――――――――

                      佐々木タケル(Web編集員)

 アメリカで高田延彦率いるUWFインターナショナルの試合がケーブルテレ
ビのペイパービュー(一番組だけの有料放送)で流れたことがあります。
 詳しい年は思い出せないのですが、1993年ごろだったと思います。UW
Fスタイルそのものが馴染みがないせいか、関節技がどうも理解できないよう
で、腕十字を極めている時など、アナウンサーに解説者が「腕をテーブルの上
に伸ばして、肘をテーブルの端に持っていき、手の平を上から押すとあの痛み
が分かるよ」と、涙ぐましい解説をしていました。誰が解説していたかは記憶
にありませんが。
 その番組の次回ペイパービュー予告になんとリングスの映像が流れたので
す。そして番組名が「アルティメットファイティングチャンピオンシップ(U
FC)」とありました。これはもしや、と思い仲間内でお金を出し合いその番
組を申し込みました。武道雑誌で名高いブラックベルト誌でも前田日明の苦痛
に歪む顔が大きく載っていました。これはもう来るべき時がきたのだと、リン
グスもとうとうアメリカで放送される、Uインターが出来ているんだからリング
スも出来るはずだ、そんな思いで放送日までワクワクしながら待ちました。
 ところが、当日画面に映ったのは怪しげなライトに照らされた八角形の金網
でした。なんと私は間違えてUFCを観てしまったのです。似たようなことで、
「リング」というタイトルのテレビドラマをボクシングものと思い込んで観て
しまい、恐ろしさに震え上がったことがある程で、私の思い込みの激しさは昔
からのもので治らないでしょう。でも、リングスの映像を流しておきながら全
く別ものを放送する厚かましさは呆れるばかりです。放送したほうもまさかア
メリカにリングスファンがいるとは思いもよらなかったでしょう。
 試合はご存知の人はご存知の通り、日本でも知名度のあるシャムロックやジ
ェラルド・ゴルドーらを破り優勝したのはグレイシー柔術のホイスグレイシー
でした。

■格闘・武道をフットボーラーの目で見る《四》―――――――――――――

                       松下大圭(Web編集員)
           ―走ること―

 短い距離、例えば10メートル以内を素早く走り、俊敏に動くにはどのように
したら良いかアメリカンフットボールやる過程で幾度か考えたことがある。100
メートル走者のように膝を上げながら直線上を走ることが必要ではない。特に
人を追いかけ追われ、方向転換を加えると陸上競技走者のフォームはかえって弊
害となる。
 あるプロのアメフト試合で体重130キロある選手がボール持って走り、そのま
ま得点した。ぜい肉たっぷり担いだ彼の走りぷりは見るからに無様で、足はよち
よち歩きに近い。ところが彼よりはるかに軽く俊敏な選手たち誰一人追いつくこ
とができなかった。
 すり足に近い足を上げない走りが狭い競技範囲、あるいは戦域に適していると
いえそうである。五輪メダリストカール・ルイスがそのスピード買われてプロの
誘いを受けたことがあるが、彼に適したポジションが意外にない。実際100メー
トル走の速い選手が成功した例は少ない。むしろノロマと酷評された競技者が能
力を発揮する例もあるくらいである。
「五輪書」水之巻で、大小遅速はあっても足は歩むがごとし、飛び足、浮き足、
ふみすゆる足(固着状態)を戒めている。足を上げると高さを稼ぐことあっても
一歩あたりの距離を稼ぐことできない。足裏が地面を摺るような走り、歩き、こ
れこそ本当に必要とするスピードではないかと考える。


■「忙中閑あり」《七十四》――――――――――――――――――――――
 
 今日のニュースに「戦争責任認めた昭和天皇 詔書の草稿の発見」というの
があった。
「敗戦直後に宮内府(現宮内庁)長官を務めた田島道治氏(68年死去)が残し
た書類から、昭和天皇が自ら戦争責任を認め、国民に謝罪しようとした詔書の
草稿とみられる文章を、ノンフィクション作家の加藤恭子氏が見つけた。文章
は田島氏の直筆で、戦争責任について「朕(ちん)ノ不徳ナル、深ク天下ニ愧
(は)ヅ」と記されている。10日発売の月刊「文芸春秋」に掲載された」――
(毎日新聞記事抜粋)
同じく、
「天皇の意を受けて作成された詔書案だったか、天皇の戦争責任を重くみてい
た田島氏が個人的に作った草稿なのか、昭和史研究者の論議を呼びそうだ」―
―(朝日新聞記事抜粋)
 朝日新聞らしい詮議立てである。当時の宮内府長官が、全く個人的見解を天
皇の一人称である「朕」を無断で使い、書いたとは考えられない、というのが
一般人が持ち得る、持っている常識であろう。万が一、個人的に作った草稿と
しても、天皇の身近にいて天皇のお気持を推し量ったものだろう。
「文芸春秋」をまだ読んでいないが、後日、読後感をどこかで“ふかそう”。

 久しぶりに隅々まで(インターネットで)目を通していたら、「東北地震の
際、防衛庁幹部、連絡後も宴会」というのがあった。どれを読んでも、宮城沖
の震度6の地震が発生した前に宴会が開かれていたのか、宴会が始まってから
発生したのか、その辺の時間差はよくわからないが、その不心得をなじるとい
うより、「武士(軍人)と情報」ということが頭を巡った。

 次巻で「武道と情報」という切り口で特集を組もうかと考えていたからであ
ろう。
 剣道の構えの心得は相手を、相手の目、手を見るのでなく、遠き山並みの頂
を見るようにせよ、という“極意”めいた言い回しがある。
 下手な横好きにはさっぱり解らぬが、年に一度ぐらい、剣道、弓道の場でな
るほどと思えることもある。なるほどと思うのは、そのとき、己が空になって
いたのではないかという感覚がわずかに残っていたからだ。
 剣道で云えば相手の「手の内」を一瞬に読み取ることが出来るときは、瞬時
に得た情報が、他のすでに入手されいるおびただしい情報に手足を囚われるこ
となく、白紙の状態の上に書き込まれたゆえだと云える。
 弓道で云えば「的に当てる」ことを忘れている。射る瞬時に得た情報だけを
役立てる。その為に「己を空しく」して置く。いやいや、舌足らずで恐縮。今
巻の「床几」に寄稿いただいた古武道家諸氏なら、別の気の利いた表現ができ
るだろうに。
 しかし、これも日々の基本的打ち込みの反復動作の修練があって出来ること。
まさに年に一度のまぐれであろう。弓で、皆中(かいちゅう)が二度続くいた
ことはいまだかつてない。弓は一手(ひとて)二射で、一立(ひとたち)で
大抵、二手射る。要は一回で四本の矢を射る。これが皆、的中すると皆中と云
って、皆から拍手をもらう。
 皆中はままある、が、皆中が二度つづくことはない。記憶では弓道修業十五
〜十六年ほどで六矢まで続いたことが二度あった。云せていただければ、ここ
までは己が空になっていた。が最後の一手はもうダメである。的に当てようと
する情報が殺到してしまい、情報処理が間に合わず五体、心がバラバラになる。

 居合も続けておれば、今頃、年に一回ぐらいは、その切り口を手にした宮本
武蔵に「うむ!」と云わせることが出来たやも知れぬ。いや、それはないか
(大笑)。
 武道(武術)における「情報処理」を、いま一度、考えてみたいと思うのだ。

                               (杉山)   
                           
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        発行人:杉山頴男(Hideo Sugiyama)
     配信のお申し込みおよび中止は、下記Hpでできます。
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