安心!?食べ物情報

安心!?食べ物情報 Food Review 951


カテゴリー: 2018年02月11日
安心!?食べ物情報951号
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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------951号--2018.02.11------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「下請法違反」

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--〔話題〕--------------------------------------------------

 世の中はインフルエンザが大流行ですが、ノロウィルスもいつも
どおり多発しています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■飲食店で5人食中毒 原因は生かきポン酢と長芋千切り 群馬・
沼田

 群馬県は6日、沼田市鍛冶町の飲食店「お食事処 一心亭」で1
月31日夜に食事をした26~47歳の男女5人が下痢や嘔吐の症
状を訴え、一部からノロウイルスが検出されたと発表した。入院者
はおらず、全員快方に向かっている。

 一部の患者と調理従事者2人からノロウイルスが検出されたため、
利根沼田保健福祉事務所は食中毒と断定した。同店で食べた生かき
ポン酢と長芋の千切りが原因とみられる。

 同事務所は同店を今月6日から3日間の営業停止とした。同店は
4日から営業を自粛している。

http://www.sankei.com/life/news/180207/lif1802070044-n1.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■仕出し弁当で107人がノロウイルス食中毒 葛飾区

 先月末、東京・葛飾区の仕出し弁当屋の弁当を食べた107人が下
痢や腹痛などの症状を訴え、医療機関を受診していたと東京都福祉
保健局が発表した。患者や調理スタッフからノロウイルスが検出さ
れた。

 食中毒が発生したのは、葛飾区立石の仕出し弁当店「白井給食セ
ンター」。

 葛飾区保健所によると、先月29日から30日にかけて同センターが
配送した仕出し弁当(1日あたり約1000食)を食べた約300グループ
のうち、23歳から80歳までの男女107人が食中毒症状を訴え、この
うち半数近くが医療機関を受診した。

 その後の調査で患者48人と弁当屋の調理スタッフ2人からノロウ
イルスが検出されたことから、保健所は弁当が原因の食中毒と断定
し、3日間の営業停止処分を命じた。

http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/3/23708.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 もう一つ、マグロのヒスタミン中毒というのがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■スーパーのマグロで食中毒 30人が下痢や頭痛 札幌

 札幌市は3日、同市中央区南6条西15丁目の「東光ストア西線
6条店」内の魚介類販売テナント「山長」で1月31日に販売され
たキハダマグロの刺し身を食べた10~82歳の男女30人が、下
痢や頭痛などの症状を訴えたと発表した。全員快方に向かっている
という。市保健所はアレルギー症状を起こすヒスタミンによる食中
毒と断定し、このテナントを3日から5日まで営業停止処分とした。
東光ストアは営業している。

 市によると、魚類やその加工品を常温で放置するなどの不適切な
管理をすると、菌が増殖してヒスタミンがつくられるという。

https://www.asahi.com/articles/ASL2355LCL23IIPE01N.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 マグロでは珍しいですね。高価な魚なので扱いがよいのだろうと
思っていましたが、そうでもないところもあるようです。

 次は深刻な事態に陥っている「シラスウナギ」の話題です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■シラスウナギ、輸入も激減 前年同時期の8%、記録的高値に

 国内の養殖池で育てるために主要取引先の香港から輸入されたニ
ホンウナギの稚魚「シラスウナギ」の量が2017年11、12月
は前年同時期の8%弱にとどまり、単価が1キロ当たり300万円
超に高騰していることが財務省の貿易統計から2日、明らかになっ
た。

 アジア全域で極度の不漁に陥っていることが背景とみられる。国
内の漁獲量も低迷しており、業界関係者は「ウナギの消費がピーク
を迎える今夏は、品薄と高騰が避けられそうにない」と話している。

 日本は毎年シラスウナギを輸入しており、香港が大半を占める。

https://www.daily.co.jp/society/science/2018/02/02/0010950211.shtml
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「8%減」ではなくて、「92%減」なんですね。いよいよ本当
の絶滅危機が訪れたようです。

 値段の心配をしている場合ではないと思いますが、日本のマスコ
ミは呑気なものです。

 ついでに「香港が大半を占める」とさらっと書いていますが、以
前から報道されている、闇組織がらみの不法輸入のことでしょう。

 次は震災復興の話題です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■福島産ノリ、出荷再開=震災で被害、7年ぶり

 福島県相馬市の松川浦漁港で5日朝、東日本大震災の被害のため
途絶えていた青ノリの出荷が再開された。福島産の青ノリ出荷は7
年ぶり。東京電力福島第1原発事故による汚染も懸念されたが、放
射性物質検査で国の基準値を大幅に下回ることが確認され、出荷再
開にこぎ着けた。

 同日は湾内の養殖場で約740キロの青ノリを収穫。脱水した上
で漁港周辺の水産加工場に運び、小石などのごみを手作業で取り除
いた。相馬双葉漁業協同組合の岡村祐一さん(62)は、「松川浦
の青ノリは香りの良さが自慢。震災前と同じ美しさだ」と胸を張っ
た。

 福島県は東日本有数の青ノリ産地で、つくだ煮やラーメンの具な
どに使われていたが、津波で養殖場や漁港が甚大な被害を受け、出
荷できない状況に追い込まれていた。再開後も当面は試験操業のた
め、地元だけで流通する見通し。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020500128&g=soc
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 松川浦というのは相馬市にある、非常に特徴的な潟湖です。海と
の間にある堤防のような土地が狭いので、上空からの写真を見ると
人工的なものかと思いますが、そうでもないそうです。

 このあたりは津波で壊滅的な被害を受けたので、今まで養殖が復
活していませんでしたが、ようやく復興とのことです。

 次はフランスでの「粉ミルクのサルモネラ汚染」ですが、事態は
かなり深刻なようです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■粉ミルクのサルモネラ汚染、10年以上継続か 仏研究所が指摘

 フランスの乳製品大手ラクタリス製の粉ミルクがサルモネラ菌に
汚染され、乳児数十人が食中毒を発症した問題で、仏パスツール研
究所は1日、同社製品の汚染が10年以上前から続いており他にも被
害者がいる可能性を指摘した。

 ラクタリスの粉ミルク汚染は昨年12月、フランスとスペインで少
なくとも38人の乳児がサルモネラ菌感染により体調を崩したことか
ら、当局が世界規模での製品回収を命じる騒ぎとなった。

 パスツール研究所によると、全く同じサルモネラ菌株が原因で20
06年~16年に少なくとも25人が食中毒になっており、感染経路をた
どると、今回汚染が発覚したフランス北東部のラクタリスの工場が
菌の出所とみられるという。

 ラクタリスは、仏北西部クラオンの工場にあるミルク乾燥用の蒸
発タワーでサルモネラ菌が検出されたにもかかわらず、粉ミルクそ
のものから検出されたわけではないとの理由で発表せず、隠蔽して
いたとして猛烈な批判にさらされている。このため、同工場では以
前から汚染が起きていながら見過ごされていたのではないかとの懸
念が出ていた。

 問題の工場については、ラクタリスが買収する前年の2005年に子
ども146人にサルモネラ菌感染による食中毒を引き起こしていたと
の指摘がある。

 パスツール研究所のフランソワグザビエ・ベイユ氏はAFPに対し、
「2005年と2017年に起きたサルモネラ食中毒の菌株は全く同一だっ
た」と説明。「唯一考えられる仮説は、問題の工場内に菌が残って
いたというものだ」と述べた。

 一方、ラクタリスのエマニュエル・ベニエ最高経営責任者(CEO)
は1日、05年と17年の大規模感染を引き起こしたサルモネラ菌がク
ラオンの工場で検出された同一株だったことは認めつつ、粉ミルク
から見つかったわけではないと強調した

http://www.afpbb.com/articles/-/3160929
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 10年以上放置していたというのは驚きです。

 製品の検査で食中毒菌を見付けられないのは当然のことで、もし
見付けられたら、飲んだ人全員が食中毒になってしまいます。

 わかっていて言い逃れをしているのでしょうが、ひどいものです。

 最後はちょっと微笑ましい「農薬」の話です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■「飛ばないテントウ虫」で害虫駆除 千葉県立農大が商品化
羽を特殊樹脂で固定

 農作物の敵アブラムシを駆除するため、県立農業大学校(東金市)
の学生らがアブラムシを食べるテントウムシを活用した害虫防除技
術の実用化に成功、「テントロール」の商品名で1月から販売を始
めた。

 飛ぶ能力が低い個体を交配させて遺伝的に飛べなくしたテントウ
ムシを商品化したケースはあるが、同大学校の手法は自然界で採集
した個体の羽を固定し、一時的に飛べなくする点が独創的。農作業
の労力や農薬の削減につながる自然に優しい害虫対策と注目され始
めている。

 アブラムシの駆除に、天敵であるテントウムシを利用しようとい
う発想と研究は、さまざまな研究機関でみられる。その中でも、同
大学校の独創性が発揮されたのは、県内の自然の中でナミテントウ
を採集し繁殖させ、特殊な樹脂で一時的に羽根を固定するという手
法。樹脂で固定する行程を効率化し“大量生産”を実現した。商品
化にかかわるこれら技術を昨年5月、特許出願した。

 実地試験を行ってみると、1平方メートル当たり2匹を放つこと
で、イチゴやナス、ピーマン、コマツナなどの作物でアブラムシの
防除効果が高まることが確認され、今年1月から販売を始めた。価
格は1袋10匹入りで500円。今のところ、長谷川さん方を含む
2軒しか購入者がないが、3月には別の農家2軒が利用する予定で、
生産者に有効性が認識され始めた。

 研究を指導する同大学校の清水敏夫講師(46)によると、他研
究機関が遺伝的に飛べないナミテントウを作り商品化した例はある
が、自然界の個体を繁殖させ利用するテントロールのような実用化
例はないという。

 また、農薬取締法に基づき、農林水産大臣と環境大臣から「特定
防除資材」(特定農薬)に指定され(昨年12月)、県内で採集し
たナミテントウは県内でしか使えない。「県外産の個体を使うと、
交配により、県内産に遺伝子汚染が生じる危険もある。県内での普
及は生態系保護にもつながる」(清水講師)

 羽を固定する樹脂はナミテントウ自身や作物に無害なものを使用。
繁殖や捕食能力に影響がなく、樹脂は約2カ月ではがれ、再び飛べ
るようになるという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180210-00000000-san-l12
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 飛べるようになったテントウムシはどうなるのだろう?と思いま
したが、彼等は勝手に暮らしていくだけですね。

 飛べなくして、農場に放して、2カ月ほど強制労働ということで、
テントウムシには迷惑なことですが、野菜の成育期間にこれくらい
働いてくれるとうれしいかも。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

------------------------------------------------------------

今週は休みます。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「下請法違反」
------------------------------------------------------------

 こんなニュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■公取委が伊藤園に勧告 納入業者に「協力金」負担させる

 公正取引委員会は5日、伊藤園が、お茶などを納入している業者
2社に対し、協力金の名目で販売促進の費用、合わせて1億100
0万円余りを不当に負担させていたとして、再発防止策を講じるよ
う勧告した。

 伊藤園は、去年5月までの1年間に、納入業者2社に対し、発注
の見返りとして「特別協力金」の名目で、商品の販売促進の費用、
合わせて1億1880万円を不当に負担させていたという。

 少なくとも15年前から続いており、公正取引委員会は、立場を
利用して納入業者などに不利益を与えることを禁じた下請法に基づ
き、再発防止策を講じるよう勧告した。

https://law-news.idest.club/2018/02/05/ito/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「下請法(下請代金支払遅延等防止法)」というものがあって、
こういうことをしてはいけないことになっています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■親事業者の禁止行為

 親事業者には次の11項目の禁止事項が課せられています。たとえ
下請事業者の了解を得ていても,また,親事業者に違法性の意識が
なくても,これらの規定に触れるときには,下請法に違反すること
になるので十分注意が必要です。

親事業者の禁止行為

●禁止事項

 概要

●受領拒否(第1項第1号)

 注文した物品等の受領を拒むこと。

●下請代金の支払遅延(第1項第2号)

 下請代金を受領後60日以内に定められた支払期日までに支払わな
いこと。

●下請代金の減額(第1項第3号)

 あらかじめ定めた下請代金を減額すること。

●返品(第1項第4号)

 受け取った物を返品すること。

●買いたたき(第1項第5号)

 類似品等の価格又は市価に比べて著しく低い下請代金を不当に定
めること。

●購入・利用強制(第1項第6号)

 親事業者が指定する物・役務を強制的に購入・利用させること。

●報復措置(第1項第7号)

 下請事業者が親事業者の不公正な行為を公正取引委員会又は中小
企業庁に知らせたことを理由としてその下請事業者に対して,取引
数量の削減・取引停止等の不利益な取扱いをすること。

●有償支給原材料等の対価の早期決済(第2項第1号)

 有償で支給した原材料等の対価を,当該原材料等を用いた給付に
係る下請代金の支払期日より早い時期に相殺したり支払わせたりす
ること。

●割引困難な手形の交付(第2項第2号)

 一般の金融機関で割引を受けることが困難であると認められる手
形を交付すること。

●不当な経済上の利益の提供要請(第2項第3号)

 下請事業者から金銭,労務の提供等をさせること。

●不当な給付内容の変更及び不当なやり直し(第2項第4号)

 費用を負担せずに注文内容を変更し,又は受領後にやり直しをさ
せること。

http://www.jftc.go.jp/shitauke/shitaukegaiyo/oyakinsi.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ここで「受領後60日以内」に代金を支払わねばならない、となっ
ていますが、具体的にはこう定められています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■支払期日を定める義務(第2条の2)

 親事業者は,下請事業者との合意の下に,親事業者が下請事業者
の給付の内容について検査するかどうかを問わず,下請代金の支払
期日を物品等を受領した日(役務提供委託の場合は,下請事業者が
役務の提供をした日)から起算して60日以内でできる限り短い期間
内で定める義務があります。

■遅延利息の支払義務(第4条の2)

 親事業者は,下請代金をその支払期日までに支払わなかったとき
は,下請事業者に対し,物品等を受領した日(役務提供委託の場合
は,下請事業者が役務の提供をした日)から起算して60日を経過し
た日から実際に支払をする日までの期間について,その日数に応じ
当該未払金額に年率14.6%を乗じた額の遅延利息を支払う義務があ
ります。

http://www.jftc.go.jp/shitauke/shitaukegaiyo/oyagimu.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「年率14.6%」とはいうのはなかなかの高金利です。このあたり
は守っていないところが多いのではないでしょうか。

 この法律の適用を受けるのは、以下のような事業者で、親事業者
が大企業対象ということになります。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■改正下請代金支払遅延等防止法

Q2:

 当社は下請法の適用をうけるのでしょうか。下請法の適用を受け
る業種、親事業者、下請事業者の定義を教えて下さい。

A2:

 下請法の適用を受けるのは、

(1)親事業者が下請事業者に物品の製造や加工を委託する「製造
委託」

(2)親事業者が修理業者である場合に、その修理業務を下請事業
者 に委託する「修理委託」

(3)親事業者が下請事業者に、情報成果物の全部または一部の作
成を委託する「情報成果物作成委託」

(4)親事業者が自ら行っている「役務の提供」に関する業務の全
部または一部を下請事業者に委託する「役務提供委託」

の4業種に分類されます。

 そして、業務が製造委託、修理委託の他、情報成果物作成委託・
役務提供委託のうちプログラム作成、運送、物品の倉庫における保
管及び情報処理に係るものについては、親事業者が資本金3億円超
で、下請事業者が資本金3億円以下(個人を含みます)の場合、及び
親事業者が資本金1千万円超3億円以下で、下請事業者が資本金1
千万円以下(個人を含みます)の場合に適用されます。

 次に、情報成果物作成・役務提供委託(プログラム作成、運送、
物品の倉庫における保管及び情報処理に係るものを除く)の場合に
は、親事業者が資本金5千万円超で下請事業者が資本金5千万円以
下(個人を含みます)の場合、及び親事業者が資本金1千万円超5千
万円以下で下請事業者が資本金1千万円以下(個人を含みます)の場
合に適用されます。

 従って、貴社が、これらに該当すれば、下請法の適用を受けるこ
とになります。

http://www.yglpc.com/contents/qa/topics/18_shitauke/shita002/index.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ということで、関係諸氏にはご注意ください、という話なのです
が、ちょっと調べてみると、こんな事例が公正取引委員会で公表さ
れています。

 食品関係を拾ってみると、コンビニなんかが多くて、今回の伊藤
園のようなメーカーは珍しいようでした。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■(平成29年7月21日)株式会社セブン-イレブン・ジャパンに対す
る勧告について

2 違反事実の概要

(1) セブン-イレブン・ジャパンは,消費者に販売する食料品
の製造を資本金の額が3億円以下の法人たる事業者に委託している
(これらの事業者を以下「下請事業者」という。)。

(2) セブン-イレブン・ジャパンは,平成27年9月から平成28年
8月までの間,次のア又はイの行為により,下請事業者の責めに帰
すべき理由がないのに,下請代金の額を減じていた。減額した金額
は,総額2億2746万1172円である(下請事業者76名)。

 ア 「商品案内作成代」(注1)を下請代金の額から差し引いて
いた。

 イ 「新店協賛金」(注2)を下請代金の額から差し引いていた。

(3) セブン-イレブン・ジャパンは,平成28年10月31日及び平
成29年7月5日,下請事業者に対し,前記(2)の行為により減額し
た金額を支払っている。

(注1)「商品案内作成代」 直営店及び加盟店に配信する商品案
内を作成する費用として徴収した金銭のこと。

(注2)「新店協賛金」 新規出店時等に実施する値引きセールの
原資として徴収した金銭のこと。

http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h29/jul/170721.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■(平成29年5月10日)山崎製パン株式会社に対する勧告について

2 違反事実の概要

(1) 山崎製パンは,コンビニエンスストア事業において,消費
者に販売する食料品(弁当,麺類等)等の製造を資本金の額が3億
円以下の法人たる事業者に委託している(これらの事業者を以下
「下請事業者」という。)。

(2) 山崎製パンは,次のアからカまでの行為により,下請事業
者の責めに帰すべき理由がないのに,下請代金の額を減じていた。
減額した金額は,総額4622万4401円である(下請事業者10名)。

  ア 平成26年2月から平成27年1月までの間,「ベンダー協賛金」
(注1)を下請代金の額から差し引いていた。

  イ 平成26年2月から平成27年1月までの間,「箸・フォーク代」
(注2)を下請代金の額から差し引いていた。

  ウ 平成26年2月から同年12月までの間,「販売奨励金」等
(注3)を支払わせていた。

  エ 平成26年2月から平成27年1月までの間,「登録写真代」
(注4)を下請代金の額から差し引いていた。

  オ 平成26年2月から平成27年1月までの間,「販促協力金」
(注5)を下請代金の額から差し引いていた。

  カ 平成27年12月から平成29年1月までの間,「オープン販促
費」(注6)を下請代金の額から差し引いていた。

(3) 山崎製パンは,平成29年4月21日,下請事業者に対し,前記
(2)の行為により減額した金額を支払っている。

(注1)「ベンダー協賛金」 前記2(1)の商品の販売促進のため
の費用として徴収した金銭のこと。

(注2)「箸・フォーク代」 弁当等の購入者に配布する箸等の費
用として徴収した金銭のこと。

(注3)「販売奨励金」等 自社の利益確保のために徴収した金銭
のこと。

(注4)「登録写真代」 店舗に配信する新商品案内を作成する費
用として徴収した金銭のこと。

(注5)「販促協力金」 値引きセールを実施する際の原資として
徴収した金銭のこと。

(注6)「オープン販促費」 新規開店時の廃棄ロス費用の補填の
ために徴収した金銭のこと。

http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h29/may/170510.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■(平成28年8月25日)株式会社ファミリーマートに対する勧告につ
いて

2 違反事実の概要

(1) ファミリーマートは,消費者に販売する食料品の製造を資
本金の額が3億円以下の法人たる事業者に委託している(これらの
事業者を以下「下請事業者」という。)。

(2) ファミリーマートは,次のアからオまでの行為により,下
請事業者の責めに帰すべき理由がないのに,下請代金の額を減じて
いた。減額した金額は,総額約6億5000万円である(下請事業者20
名)。

  ア ファミリーマートは,平成26年7月から平成28年6月までの
間,「開店時販促費」を支払わせていた。

  イ ファミリーマートは,平成26年7月から平成28年6月までの
間,「カラー写真台帳制作費」を支払わせていた。

  ウ ファミリーマートは,平成26年7月から平成28年6月までの
間,「売価引き」を支払わせていた。

  エ ファミリーマートは,下請事業者に前記アの「開店時販促
費」,前記イの「カラー写真台帳制作費」又は前記ウの「売価引き」
を自社の指定する金融機関口座に振り込ませる方法で支払わせた際
に,振込手数料を支払わせていた。

  オ ファミリーマートは,平成26年7月から平成27年9月までの
間,下請代金を下請事業者の金融機関口座に振り込む際に,下請代
金の額から自社が実際に金融機関に支払う振込手数料を超える額を
差し引いていた。

(3) ファミリーマートは,平成28年6月29日,下請事業者に対し,
前記(2)オの行為により減額した金額を支払っている。

http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h28/aug/160825_2.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■(平成28年3月25日)株式会社大地を守る会に対する勧告について

2 違反事実の概要

(1) 大地を守る会は,自社が消費者及び小売業者に販売する食
料品及び日用品の製造を個人である事業者又は資本金の額が3億円
以下の法人である事業者に委託している(これらの事業者を以下
「下請事業者」という。)。

(2) 大地を守る会は,平成26年10月から平成27年11月までの間,
次のア又はイの行為により,下請事業者の責めに帰すべき理由がな
いのに,下請代金の額を減じていた。減額した金額は,総額1485万
5991円である(下請事業者39名)。

  ア 大地を守る会は,「基本販売協力奨励金」を下請代金の額
から差し引き又は支払わせていた。

  イ 大地を守る会は,「追加販売協力奨励金」を下請代金の額
から差し引いていた。

(3) 大地を守る会は,平成28年3月11日,下請事業者に対し,前
記(2)の行為により減額した金額を支払っている。

http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h28/mar/160325.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 この公正取引委員会のサイトの情報は基本的に消さないようです
ので、一度勧告を受けるとブラック情報としてネット上に残ります。

 勧告を無視すると行政命令となり、被害者側からの損害賠償訴訟
にも間違いなく負けますので、勧告を受けるというのは既に危機的
状況です。

 このところ労働基準監督署も頑張っていて、あちこちに勧告が出
ていますが、勧告を受ける前に改善する努力が必要だということで
す。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 私がガン治療で通っている「和歌山日赤医療センター」は地方都
市の施設としては有数の大規模な病院ですが、先日、労働基準監督
署から改善の勧告を受けてしまいました。

 医者の長時間労働を認めるような協定があったそうですが、医者
の労働条件はかなり厳しいようです。一階にあるコンビニでカップ
ラーメンを買っていく医者の多いこと!

 お世話になっている身としては、労働条件の改善は強く求めたい
です。そのためにはカネの問題を解決しなければならないですが、
これは政治の出番だと思います。

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今週のおすすめ!メルマガ3選

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から3年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
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株投資・初心者からミリオネアへ
一般の個別銘柄は、 日経225先物に引きずられて動く習性があります。 そのため、個別銘柄を売買する場合は、 先物の動向をチェックした上で、売買する必要があります。 ここでは、その日経225先物の動向を中心にお伝えしてまいります。
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毎日1分!経済英語NEWS(解説付き)
TOEIC235点だった私が900点を超えるまでの勉強の過程で感じた、「英語のニュースを解説してくれる教材があったらいいのに。。。」という思いを形にしました。 全ての英文に、文法解説・和訳 がついています。 「読めない英語」は聞き取れません。 1ヶ月無料です。もしあなたが、「本気で英語を身に着けたい!」と思っているのであれば、挑戦しない理由はないはずです。 あなたの英語力を必ず引き上げてみせます。
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今週のおすすめ!メルマガ3選

ダメおやじの全財産をかけた崖っぷちFX通信
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右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
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問題解決研究所刊【よくわかる!英字新聞の読み方】
このメルマガは、中学レベルの英語を復習できるように、毎号、英字新聞記事を使って文法事項を解説します。また、取り上げたニュースの背景を解説し世界で起こった出来事が我々にどのように関係するのかをお伝えします。2020東京オリンピックに向かって英語は欠かせません。このメルマガを購読すれば、世界の人とつながるための英語脳ができ、さらにはグローバル競争に勝つための戦略脳を作れます。戦略は弱者のためにあります。忙しい方、英語の苦手な方に最適なメルマガです。メルマガ読者だけの特典・イベントを開催します。
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