紳也特急

紳也特急 vol,150


カテゴリー: 2012年02月01日
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 全国で年間200回以上の講演、HIV/AIDSや泌尿器科の診療、HPからの相談を 
        精力的に行う岩室紳也医師の思いを込めたメールニュース!  
  
性やエイズ教育にとどまらない社会が直面する課題を 
                                         専門家の立場から鋭く解説。 
                    Shinya Express (毎月1日発行) 

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~今月のテーマ『女子高生のセックスは義務?』~ 

●『メルマガは義務か?』 
○『義務と権利』 
●『セックスが義務になった女子高生』 
○『関係性に学ぶ』

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●『メルマガは義務か?』
 今回のメルマガが何と150通目となりました。めでたいというか、よく書い
てきたというか。でもどうして書いているんだろうと思うことがたびたびあり
ます。メルマガに原稿料が付いてくるのであれば義務と同時に150回×○○円
でいくらという計算もできるのですが、そうではないし・・・・・。ただ、講
演先で「メルマガ読んでいます」とか、印刷して職場で回覧してくださってい
る方がいると聞くとやはり続けなければという気にもなります。
 また、おかげさまで若者との交流に限らず、幅広く活動をさせていただいて
いる関係で、いろんな経験をさせてもらっているので、それを少しでも紹介し
たいという思いもあります。最近はFacebookやTwitterといった簡便な情報発信、
共有ツールがあるので、あっちにも書き、こっちにも書きという感じになって
いるのも事実です。ただ、メルマガは自分の頭の中を月に1回はリセットし、
いま、何が大事なのか。いまやっている仕事や活動の意味は何かを考えるいい
機会になっていることも事実です。
 先月号で書かせてもらったように、どうも同じ言葉を使っていても高校生と
私ではその意味や重みが全く異なることをたびたび経験しています。先日高校
生とメールをしていて「義務」という言葉でやはり混乱がありました。その女
子高生曰く「彼氏とのセックスは義務」だというのです。
 そこで今月のテーマを「女子高生のセックスは義務?」としました。

『女子高生のセックスは義務?』

○『義務と権利』 
 昔。そうなのです。56歳にもなると自分が思い出す場面というのは高校生か
らすると自分の誕生前の話、すなわち「昔の話」になります。私の記憶もあい
まいですが、おそらく高校生だった頃に「権利と義務」と言ったことを議論し
た覚えがあります。権利を主張するのはいいんだけれど、「権利を主張するか
らにはちゃんとあなたの義務も果たしましょうね」といったことを言われ続け
たように記憶しています。
 そう言えば、年金という「権利」は絶対に死守したいけど、納税という「義
務」は極力小さくしたいという権利を主張する人たちにすり寄ろうとしている
政治家たちが多い日本なのであまり若者たちのことを責められないと思います。
消費税が5%上がると皆さんの出費はどれだけ増えますか?毎月10万円の買い物
をしている人で5000円、年間で6万円。確かに痛いのですが、消費税アップで将
来もらえる年金が破たんしなければと考えると増税も仕方がないようにも思え
ます。いやいや消費税はいずれ20%(年間18万円増税)になるというかもしれ
ませんが、それで年金が確保できるならやはりそれもありかなと思いますがい
かがでしょうか。
 もっと無駄をけずれ。公務員を減らせ。という声も聞きますが、公務員を減
らした結果、被災地の復旧、復興は本当に進んでいません。確かにどの組織に
もとんでもない人、給料泥棒と言いたい人はいますが、どんな集団でも一定割
合、そのような人がいます。ただ、それが、多様な人がいるのが「社会」では
ないでしょうか。

●『セックスが義務になった女子高生』
 講演を聞いた女子高生から次のようなメールをもらいました。

A子:先生、全員が全員じゃないと思うんですが「男は体目当て」と印象がつい
てしまっています。だから「好きだ」と言われても素直に受け止められません。
 
 確かに男は体目当ての所があります。この女子高生がそう思っていることで
自分の身を守っているのはいいことでしょうが、一方で恋愛に積極的になれな
いという悩みを持っています。そう聞くと多くの大人たちは「セックスをした
くないならしなければいい」とあっさり切り捨てるでしょうが、本人にとって
はそう簡単ではありません。相談してきた女子高生にあなたにとって「彼氏と
のセックスはどういうものですか?」と聞いたところ次のようなびっくり返事
が来ました。
 
A子:私は「義務」という感じがします。付き合ったら一緒に帰って遊んでデー
トして、手をつないで。それからキスしてエッチして。必ずしなきゃいけない
義務という感じです。だって「しない」と言ったら「付き合っている意味がな
い」と彼氏は思うと思います。
 
 このメールをもらった私はしばらく頭の中が凍ってしまいました。同じ学校の
生徒なら確かに付き合っていたら一緒に帰るでしょうし、遊んでデートもするで
しょうし、雰囲気が盛り上がれば手もつなぐでしょう。もちろん、しばらく付き
合って本当に好きだなと思ったらキスもするかもしれないし、状況に応じては
エッチにまで発展する人たちもいるでしょう。しかし、遊んでいる間に別れたり、
手をつないだもののどことなく違和感を感じて嫌になったり、キスの求め方が気
に入らず振ったりと、エッチに至るまでにかなりのハードルがあると思う私は古
い人間なのでしょうね。でも相談者の彼女は『必ずしなきゃいけない義務という
感じです。だって「しない」と言ったら「付き合っている意味がない」と彼氏は
思うと思います』と考えている。「エッチをしなければ付き合っている意味がな
い」というのは彼氏の論理であり、それこそそんな男はさっさと振っちゃいなさ
いと言いたいですよね。

○『関係性に学ぶ』
 でも、このような思考パターンになっている彼女に偉そうに正論ばかりの指導
をしても彼女の心に響かないばかりか、それこそ相談が途切れる可能性がありま
す。一応次のように「付き合いは「義務」ではありません。「お互いを確認する
過程」でしかありません。どうしてそう思ったのでしょうね」とやんわりと書き
ながら、「友達はどう思っているか、あなたの考えをまず話してから聞いてみて
ください」と付け加えたら次のような返事でした。

A子:聞きました。彼氏がいる二人に。私が「彼氏と付き合って、デートして手
つないでキスしてエッチして。なんだか義務的で強制的じゃない?絶対しなきゃ
いけないみたいな感じなんだよね。私の考えはね」と話したら納得と理解してく
れました。友達二人も心の中では同じことを思っていました。ある友達の彼氏は
「俺の友達はもうキスしたみたい。周りも。だから俺達もしないと。周りに負け
たくない。」という考えがあると聞きました。周りがしているからキスしなきゃ、と。
友達も「別にしたくないのになんでしなきゃいけないのかわからない」と。それ
が嫌だと。
 友達に「好きなの?」と聞いても「んー、わからない」と言われます。話を聞
いて「付き合っている意味ってあるのかな?好きで付き合っているんだよね?な
んだか彼氏のやりたいほうだいみたい」だと思いました。
 
 こうやってちゃんと考えるようになった彼女に友達の話を聞いて自分を振り返っ
てもらうと、次のような返事でした。

A子:私が思うには「友達より先に彼氏を作る」のが目的だと思います。「彼氏が
ほしいから」だから付き合うんだと思います。彼氏ができたらなんだかみんなか
ら羨ましがられたり、みんなよりちょっと上の立場に立ったような気がするから
だと思います。

 彼氏が欲しいだけ。その彼氏をつなぎとめるためにエッチもする。でも自分は
本当はしたくない。友達と話すことで彼女も気が付いたようです。やっぱりコミュ
ニケーションが大事ですね。でも友達同士だと残念ながらここまでの会話に発展
しない。だから大人が「こう質問してみたら」といったアドバイスをするような
異世代間交流が求められているのかもしれません。皆さん、もっと若者と関わり
ましょう。


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