紳也特急

紳也特急 vol,72


カテゴリー: 2005年08月01日
---------------------------------------------------------------------
 ■■■■■■■■■■■  紳也特急 vol,72  ■■■■■■■■■■
          http://www.cai.presen.to/
  全国、津々浦々年間100ケ所以上の教育機関などへ性教育の講演を行う
    地域医療振興協会、岩室紳也医師の衝撃のメールニュース!
   今まで届きにくかった性教育の現場を指導者の立場から鋭く解説
   〜人に聞けない性の疑問など岩室医師が答えるコーナーもあり!〜
                  Shinya Express (毎月1日発行)
-------------------------------------------------------------AD------
★ @OKAMOTO CONDOMS(アット・オカモトコンドームズ)は国内コンドーム★
★           No.1シェアのオカモト株式会社が運営する         ★
★        インターネットショッピングサイト         ★
★       新製品のモニターやアンケートを実施中        ★
★           http://www.okamoto-condoms.com/               ★
----------------------------------------------------------------------


〜今月のテーマ『人は歳をとれない?』〜

●『50歳という事実』
○『講演会の感想文』
●『「自分」を感じるメッセージを』
○『老兵は去るべし』
●『現場主義』

○『8月1日(月)25時29分日本テレビ「先端研」』

◆CAIよりお知らせ
「AIDS文化フォーラムin横浜」にブース出展をします
7th ICAAPでも好評だったレッドリボンピアス・キャンディーも限定販売♪〜

「ハッピートラックブログ」始めました
http://blogs.yahoo.co.jp/happytruckjp

---------------------------------------------------------------------

●『50歳という事実』
 岩室紳也は8月13日に何と50歳になってしまいます。こんなに歳をとったのか
と恐ろしくもあり、健康な状態でここまでこられたとありがたくも思っていま
す。そして20代だった頃の自分が50歳の人に対して抱いていた「人生の先輩」
という畏敬の念と「そろそろ引退前の人」という高齢者のイメージを思い出し
つつ、今50歳になる自分自身の感覚を照らし合わせてみると大きなギャップに
気づかされます。
 率直なところ、今の自分の感覚、感情は30年前の20歳の時とどれだけ変わっ
たのかがわかりません。確かに経験を積んだ分、少し上手に世渡りが出来るよ
うになった面は否めないでしょう。しかし、自分の関心事はあまり変わらず、
「高齢者の性」を語っている自分がいる一方で、今の自分にとっての「性」は
「高齢者の性」ではなく「岩室紳也の性」であり、昔も今も変わっていません。
それもそのはずで、歳をとったという感覚があれば人はもう少し上手に世渡りも
世代間のコミュニケーションも進められると思いませんか。
 ということで今月のテーマを「人は歳をとれない?」としました。

『人は歳をとれない?』

○『講演会の感想文』
 ある県で思春期の性とエイズの話を高校生にした後に、大人対象にも同じテー
マで話をする機会をいただきました。そこに養護教諭を目指している大学生が何
人か見学に訪れ、以下の感想文をいただきました。感想文をそのまま紹介します。

 今日の性に関する研修会は、正直自分にとってとても衝撃的なものでした。な
ぜなら、今まで今日のような方法で、また、今日教えていただいた内容の性につ
いて教えてもらう機会がなかったからです。初めて知ったことがたくさんあった
こと、性についてこういう伝え方もあるんだ、こういうことを伝えることが大切
なんだという発見があり、本当に勉強になりました。そして、養護教諭を目指し
ているにもかかわらず、自分の頭の中の性に関する知識は少なく、そして浅いと
いうことを痛烈に実感しました。だから、私は、今日、岩室先生が教えてくださっ
た、
(1)子供の気持ちに共感し、一緒に考えていく姿勢(コミュニケーション)
(2)岩室先生を真似するのではなく、自分の気づきや経験をおりまぜながら性
教育を進めていく
の主にこの2点に重点を置いて、まずは自分のできることから子供のための、子
供と共に考えていく性教育をはじめてみようと思いました。
 また、自分自身にとってもとてもためになることばかりでした。HIVの検査
も1度受けてみようと初めて思いましたし、受けようと思っています。コンドー
ムに関しても装着方法だけでなく、パートナーの意思確認もきちんとしてみたい
と思います(これに関してはなかなかすぐにとはいかないかもしれませんが)。

 性教育について講義を聞いたなかで、一番頭に入りやすかった。教える側が、
恥ずかしがって自信がないようにするのでは、伝わりかたが違うと分かった。教
わる側が、思春期の中学生や高校生ならなおさら反応がかわるだろう。
 エイズについては、まだまだ身近に感じてない人が多いと思う。知り合いから
性病にかかったと聞いた私でさえも、まさか自分が、まさか自分の周りに、とい
う考えがあった。けれど今回の講演を聞いて、この考えがいけないのだ。それぞ
れが身近に感じなければいけないと思った。
 もう一つ思ったことは、年齢によって考え方にギャップがあることを再認識し
たことだ。性行為のことで、小学6年生はまだ分からないと言う内容があり、そ
のことにみんな賛同していたが、私が小学6年生の時には周りも自分も知ってい
たことだったので、今の小学生ならなおさら知っていることなのではないかと
思った。子供の考え方がどれだけ進んでいるか、私が歳をとるにつれてこれから
ますます分からなくなるのかと思うと怖くなった。

 エイズはどんな人がうつりやすいか?と聞かれると、不特定多数の人と性行為
を行った人だと言っていました、ひとごとのように・・・。しかし、エイズが感
染するのは誰でも可能性はあることで、いくら自分が知識と行動がきちんとして
いても、性行為をすることは相手がいるから必ず100%予防なんて保証できませ
ん。コンドームをつけてでも・・・。本当に自分の体は自分で守ることが大切だ
と改めて実感しました。いつか、その時がきたらエイズ検査しようと思いました
(^-^)

 今回の講演で、自分がどれほど無知であったかを知りました。無知、というよ
りは偏った情報や謝った知識の中にずっと浸かっていたような気がします。「肛
門性交が感染しやすい理由」も「コンドームのつけ方」も間違ったままで“知識”
としていました。私は養護教諭を目指す学生ですが、今日は教育者としてよりも、
一人の人間として講演を聴かせていただきました。「もしも自分がHIVに感染
したら」「もしも恋人となった人がHIVに感染していたら」とまるで自分のこ
ととして考えさせられたからです。性教育やエイズ教育にはまったく自信があり
ませんでしたが、子どもたちに話すときには、今日考えたこと、感動したことが
役にたつんだと気付かされて、私なりに性教育をする自信ときっかけを掴めた気
がします。
 また、公演中にも仰られていたように、私も、子どもたちが割と簡単にセック
スをしてしまう裏には、情報・教育・コミュニケーションの問題があると思いま
す。自己肯定観の低い子どもが増えている、と聞きますが、自分の存在を確認し
たくて安易にセックスにはしってしまう。そうして知らずに感染してしまう。悲
劇ですよね。学校・家庭で私たちが子どもたちに出来ることはきちんとしていき
たいです。

 高校の講演で先生が生徒に「自分がエイズになると考えたことはありますか?」
と質問されたときに、私は、はっとしました。今、日本ではHIV/エイズが増え
続けていて、性的接触による感染が86%を占めており、誰にでも感染の可能性
があって・・・。そういったことは勉強して知っていました。それなのに、私は
エイズを身近なこととして捉えていませんでした。私の生活にエイズが入り込ん
でくる可能性はないという考えが無意識にあったのだと気づかされました。私の
受けたエイズ教育というと、感染経路や偏見、現状についてと、ひたすら情報を
学ぶ教育で、身近なものとして感じることが出来ませんでした。それこそ、県外
の問題のように錯覚していました。(ちなみに私の妹は東京にいます。なのに。)
 エイズ教育を学校で何度も学んでいても、そう感じていた人は私以外にもいる
と思います。けれど、今回の講演でそんな自分に気づくことが出来ました。そし
て、エイズ予防に対する意識が変わりました。
 エイズ教育は、単に知識を頭に詰め込むのではなく、自分たちの生活の中の自
分たちの問題であることにまず気づくことが重要だと講演を聞いて実感しました。

 岩室先生の講演を聞いて、私は性教育への考え方が180度変わりました。そして
それと同時に性教育をもっと学びたいという意欲が湧いてきました。高校の講演
見学では、高校生の反応を近くで見ることができました。そこで驚いたことは、
高校生達が性教育の話を一喜一憂して聞いていることに気づきました。私の中で
性教育は、非常に大切=難しくて堅苦しいというイメージがついていました。し
かし、先生がおっしゃられたように、性教育を語るにはまず自分の経験を話して
からということにとても納得させられました。私は養護教諭になったら、はたし
て児童・生徒に大切さを伝えることができるのだろうかと、とても不安です。で
も、児童・生徒側に伝えるためにまず自分が心を開いて自らの経験を伝えてみよ
うと思います。
 全体的に先生の講演は、人権教育そのものだったような気がします。私も相手
への思いやりや自分を大切にすることを強く伝えていきたいです。そして、自ら
が強い意志をもって行動できるきっかけを引き出せる養護教諭になりたいです。
とても貴重な体験でした。 

 先日の講演は衝撃的なものでした。包み隠さず話す内容はとてもわかりやすく
集中して聞くことができました。私の知っている性教育はどこかオブラートで包
まれたようなものでした。私自身が性教育をするとしても知識だけのものになっ
てしまうと思います。それは、知識の浅さもあると思います。けれど、それより
も重要なものが何を伝えたいのかを捉えることができないところに原因があると
感じました。私が岩室先生のお話で感動したのと同じように、子ども達にとって
必要なことを捉えて伝えていきたいです。
 もちろん私の経験に似合った方法でしかできないのでこれから経験を思い起こ
してネタ作りにはげみます(~~,)私にとってとてもいい出会いでした。

 感想文を列挙したのは、ほんの2〜3年前まで同じ高校生だったはずの、岩室
から見れば高校生とほとんど変わらない地元大学の学生さんでさえも、今の若者
との意識のギャップを感じていることです。では自分自身はどうだろうかと考え
ると、実は高校生の時の自分と今の自分にあまり差を感じられないのです。

●『「自分」を感じるメッセージを』
 歳をとれない大人たちが「自分」を見つめられないのと同じように、大学生の
皆さんも「自分」ということを普段はあまり意識していないのかなとも感じまし
た。毎日一生懸命勉強し、恋愛し、いろんな人生を生きているのでしょうが、
「自分は」とか「自分なら」といったことを意識する機会は少なかったのでしょ
うか。性体験があっても、二人の間でのセックスは自分が行っている行為ではあ
るのでしょうが、自分が認識できていること以外の性やエイズのことは自分の問
題ではなく、他人事だったのでしょうね。そんな彼らが自分の問題として性を、
エイズをとらえてくれたことは私自身にとって励みとなっただけではなく、今後
の性教育の方向性として「自分事」を意識するための伝え方の確立をもっと工夫
する必要があるのだと反省もさせられました。

○『老兵は去るべし』
 大学生でさえも高校生の気持ちがわからないといっているこの世の中で、性教
育についての議論が百出しています。どの年齢で性教育をすべきなのか、何を教
えるべきなのかということをいろんな大人がしていますが、どうも若者不在の議
論に思えてなりません。若者の声を聞かない、聞く必要がないと思っている大人
たちは私自身も経験しているように「今の自分はちゃんと自分自身が若者であっ
た時の気持ちをしっかり覚えている」と思っていますが、その思いがどんなに若
者たちとの間で感覚的にずれているかを理解できていません(それが老化のあり
がたいところでもありますが・・・)。
 少なくとも若者とのコミュニケーションがないままいろいろ語っている老兵の
皆様方へ。「老兵は去るべし」と思いませんか。もし去らなくてもいい老兵がい
るとしたら、それはあなたの話に若者が耳を傾けてくれている場合だけでしょう。
「とんでもない。若者に迎合した連中に任せておけない。」とお思いの方は大分
老化が深刻なのでしょうね。若い人たちをもっと信じませんか。

●『現場主義』
 先日、ある会議でこの3月まで北星学園余市高等学校の先生だったヤンキー先
生こと義家弘介さんと話す機会がありました。そこで彼が「自分には現場が合っ
ている」ということをおっしゃっていたのが印象的でした。人間は人と人との間
に生きている存在のはずですが、どうも居心地がいいのは人の上に生きている時
なのかもしれません。歳をとり、本当の雲上人となる前に人の上に立ちたがるよ
うになったら既に老兵なのでしょう。私は老兵を自覚し、若者の声を引き出すこ
とはしても若者を指導するといったおこがましいことはしないように気をつけよ
う、現場に機軸、軸足をしっかりと置き続けようとあらためて感じた一ヶ月でし
た。

○『8月1日(月)25時29分日本テレビ「先端研」』
(実際には8月2日午前1時29分〜)
「日本人の性意識 〜増え続ける性感染症」で岩室紳也が取材されています。

◆CAIよりお知らせ
「AIDS文化フォーラムin横浜」にブース出展をします
7th ICAAPでも好評だったレッドリボンピアス・キャンディーも限定販売♪〜
※出展日は8月6,7日のみです。会期は5日から7日まで
 http://www.yokohamaymca.org/AIDS/
 
「ハッピートラックブログ」始めました
http://blogs.yahoo.co.jp/happytruckjp

※次回の出店予定は8月28日 
味の素(旧東京)スタジアムBIGフリマです。
 http://www.recycler.org/

---------------------------------------------------------------------
■御意見・御質問、お問い合わせ
☆岩室先生宛の質問も cai@circus.ocn.ne.jp 受け付けています。
---------------------------------------------------------------------
■登録/解除の方法
http://www.mag2.com/
「紳也特急」(マガジンID:0000016598)は、
上記URLよりいつでも登録/解除可能です。
---------------------------------------------------------------------
---------------------------------------------------------------------



紳也特急

RSSを登録する
発行周期 月刊
最新号 2018/01/01
部数 806部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

紳也特急

RSSを登録する
発行周期 月刊
最新号 2018/01/01
部数 806部

このメルマガを購読する

今週のおすすめ!メルマガ3選

ゼロから始める不動産投
はじめまして、椙田拓也です。このメルマガでは、ゼロから不動産投資を始めるための具体的な手法を解説しています。 ◎ゼロから始めて4年で14棟102室を購入した方法を大公開! ◎書籍『空室率70%でもキャッシュが回る非常識な不動産投資術』(ごま書房新社)になった方法を大公開! ◎メルマガ読者特典として、椙田が運営する不動産投資会社で無料個別面談を実施中!
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

『資金調達など経営者の悩みを真に解決するマガジン』
経営コンサルタントが実践から得た経験や知恵を基に、経営に役立つ「本日の経営者への一言」と、実際にあった話を基に実名を出さずに「実話風読物(カードローン取立との戦い等)」に仕立てた読物との2部構成で綴られたメルマガです。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

首都圏不動産インサイドニュース
不動産業者がゼッタイ言わない最新の業界ウラ事情をリアルタイムで暴露します!!不動産投資で儲けよう!と意気込んでいるあなた。家族を守り夢を叶える手堅い不動産投資ですが数億円の借金を負う100%自己責任の事業。海千山千の業者相手に知識武装は万全ですか?「まかせっぱなし」は命取りです。かく言う私も業者ですが、不動産に携わる者として不幸な投資家さんをゼロにしたい。本気です。業界経験13年のプロとして真実だけをお伝えします。業者と対等な立場で戦ってください。決して損はさせません。村上しゅんすけ
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

僕は『絶対倒産する』と言われたOWNDAYSの社長になった。
売上20億,負債14億,赤字2億『絶対倒産する』と言われ、メガネ業界内ではただの質の悪い安売りチェーンと馬鹿にされ続けていたOWNDAYS(オンデーズ)を30歳の時に買収し社長に就任。その後、10年間で奇跡のV字回復を遂げて、売上150億,世界10カ国に進出するまで・・、みたいな巷によくある再生物語。半分ノンフィクション。半分はフィクション。いつまで、どこまで書き続けるかはまだ未定です。 https://www.owndays.com Twitter:https://twitter.com/shuji7771 blog:https://ameblo.jp/shuji7777/
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

川島和正の日刊インターネットビジネスニュース
■読者数32万部超、日本一の個人メルマガ(まぐまぐ総合ランキング調べ) ■9年連続で年収1億円以上になり、70か国以上を旅行して、 190平方メートルの豪邸に住んで、スーパーカーに乗れるようになり、 さらに、著書は、日本を代表する超有名人2人に帯を書いてもらい、 累計50万部のベストセラーとなった、現在香港在住の川島和正が、 最新のビジネスノウハウ、自己啓発ノウハウ、健康ノウハウ、恋愛ノウハウ さらに「今チェックしておくべき情報リスト」などを配信中!
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

アーカイブ

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング