クリエイターへ【日刊デジタルクリエイターズ】

日刊デジクリ[#3856] 「はたらく」ということ 〜私が会社をやめた理由(2)


カテゴリー: 2015年02月23日
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【日刊デジタルクリエイターズ】 No.3856    2015/02/23.Mon.12:00.発行
http://www.dgcr.com/    1998/04/13創刊   前号の発行部数 10042部
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■ライル島の彼方[06] 
 「はたらく」ということ 〜私が会社をやめた理由(2)〜
 薬師寺 聖

■クリエイター手抜きプロジェクト[416]AfterEffects CS6〜CC 2014編
 プロジェクト内で使用されているエフェクト一覧を出力する
 古籏一浩

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■ライル島の彼方[06] 
「はたらく」ということ 〜私が会社をやめた理由(2)〜

薬師寺 聖
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20150223140200.html >
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●技術を理解したうえで、表現を企画する

(前回からの続き)
< http://archive.mag2.com/0000005757/20150126120000000.html >

再就職を考え始めていた筆者に打診してきたデザイン事務所は、JAGDAの会員
で、C.Iから各種印刷物、映像制作まで広く手掛ける会社だった。

ちょうどそのころ、以前の出向先に出資参加していた企業が、CADソフト開発
販売会社を興した。デザイン事務所の社長は、その取締役に名を連ねていた。

出社初日、社長から「パソコンを使えるのだから、CADソフト会社に行って、
代役を務めてこい。広告宣伝を担当せよ」と命じられた。入社翌日から、客先
常駐となった。

当時は、MS-DOS 3.0〜4.0。黒い画面を見慣れているデザイナーの少なかった
時代。

絵を描くのが好きでイラストレーターになったというのに、「パソコンを使え
るから」という理由だけで、他の作業が増えていく。人生のベクトルが変わっ
ていく。

自分が求められている社会的役割は何なのか? これまでの仕事に、共通点は
ないだろうか?

以前の職場でのサービス・マニュアルの仕事の目的は、「メーカーのサービス
マンに、技術仕様を正確且つ効率よく伝える」ことだった。

今回の目的は、「CAD/CAM未導入企業の決定権を持つ経営陣には導入効果を、
運用担当社員には詳しい仕様を、操作を担当する現場社員には操作方法を、そ
れぞれ効果的に伝える」ことだ。

以前はサービスマン、今度はユーザー候補企業。ターゲットは異なるが、どち
らも「技術を伝える」仕事であることに変わりない。

「『技術を伝える』技術」をもとめられているのだと気付いた(★1)。
イラスト・デザイン・テキスト・サウンドといった表現方法は、手段なのだ。

その後の7年間で筆者が行った仕事は、ソフトウェア開発販売に必要とされる
企画制作実務の、ほぼすべてだった(★2)。

当時、そういった企画制作ノウハウの解説書は見当たらなかった。前任者もい
ない。インターネットもない。これは幸運なことだった。前例にとらわれずに
考えたことを、自分の裁量で、実行できたのだから。

常駐先の社長は、話し好きだった。夢や目標やユーザーからの評価を語り始め
たら止まらなかった。筆者は、しばしば社長室に呼ばれ、傾聴者となった。

社長は言った。

「我々は、製品の良さを、どう伝えればいいか分からないから、その作業をプ
ロに頼むのだ。自分たちで原稿を書けるなら、外注はしない。表現よりも前の
段階の、何を表現するかを決めるところから始めてほしい。それには、製品の
特長を、ユーザーサポート係以上に理解してもらう必要がある。まず、使いこ
なして操作マニュアルを作り、そのうえでカタログや広告を作ってもらいたい」

社長の言うことは、もっともだった。営業部員たちが展示会で収集してきた他
社のカタログを見ると、写真や配色やレイアウトはクールであっても、ソフト
を使いこんだうえで企画制作しているとは言い難いものが少なくなかった。

ベンダーから提出されたテキストや美しいイメージフォトを配置した広告と、
デザイナー自らソフトを使いこんだうえで企画した広告なら、後者の方が、よ
り強く伝わる表現になるはずだ。

表面的な表現に終わらせないためには、表現する対象(製品)を理解する必要
がある。良いデザインとは、良いコピーとは、洗練された色彩や配置やカッコ
イイ言葉ではなく、対象を理解したうえでの適切な表現なのだ。

常駐先の社員4名が、テクニカルライターを兼務して、1000ページにおよぶ操
作マニュアルを執筆した。筆者は、社長の依頼通り、操作をマスターしたうえ
で、その編集を担当した。

筆者の席には、当時最速のパソコン(PC-9801の時代)と大きなディスプレイ
(ICM)が置かれていた。システム管理者が、パソコン雑誌に片端から目を通
し、展示会に足を運んで、最良のDTP環境を構築した。社内LANを利用するため
のIDを与えられた(★3)。

最新のスキャナやデジタイザやプロッタを試すことができた。

贅沢な作業環境を提供されるということは、ハイリスク・ハイリターンを引き
受けるということでもある。

新聞広告を企画する度、問い合わせ件数の目標値を設定された。広告掲載日は、
朝から戦々恐々であった。スタンバイする営業部員たちの目の前の電話機が鳴
り始めると、ほっとした。

当時の新聞は、基本的にスミ一色だった。テキストの力だけで読者の目をとら
え、最後まで読んでもらい、問い合わせるというアクションにつなげなければ
ならない。

目標値をクリアし続けるべく、何度も練り直し、書き直した。

読者に響く企画と表現のコツが、おぼろげながら分かり始めた。規定字数内に
収める方法も会得した。

文章の長さと文体、言葉の選択、順序、句読点、改行の重要性を理解した。

文章を削りに削ってシンプルにする潔さと、「これじゃない感」を感じたら、
締切前でも白紙に戻す勇気を持てるようになった。

一文字の、一行の、重さを、知った。

色や形以上に「ことば」が、仕事の中で重要な位置を占めるようになった。頭
の中に、画面の上に、膨大な字数を書いた。

そうした経験があるからこそ、執筆は、開業後の業務の柱となったのだ。

ユーザー指向の高い開発力と営業陣の熱意、人間味あるサポートによって、常
駐先の売上は年々飛躍的に伸びた。

バージョン1.0 発売から数年後、"黒船" Auto CADを迎え撃ち、鉄工分野の汎用
CADでは国内トップシェアを獲得するまでになった。

●CALSをきっかけに、メタデータを知る

ヴィジュアル・デザインの必要な印刷物は、筆者が単独で制作することもあれ
ば、チームで制作することもあった。

筆者は単独作業も好きだが、チーム・プレイも好きだ。作り上げていく過程が
楽しいし、成果を分かち合える喜びがある。

勤務先には、グラフィックデザイン・撮影・フィニッシュワークを担当してく
れる同僚たちがいた。ディレクションをして方向付けをすれば、プロの仕事で
応えてくれた。真夏の炎天下の町工場を借り切っての鋼材撮影にも、嫌な顔ひ
とつせず、協力してくれた。

そして筆者も、しばしば同僚たちの仕事を手伝った。他の技術系企業の印刷物
の作図や、テクニカルプルーフなどだ。

また、ワープロ専用機(書院)が主流だった勤務先のコンピュータ化を推進す
るため、昼休みを返上して、DTPの講習を行ったりもした。

そんなある日、同僚たちを悩ませる事案が発生した。

ハイクオリティなデザインを練り上げることが身上の事務所に、迅速な情報伝
達を最優先する超短納期のチラシの仕事が舞い込んだのだ。どうやら同業他社
にセール価格を察知される前に広告を打つ、という戦略のようだ。

何種類もの4色刷のチラシを、手書き原稿の入稿から数時間のうちにレイアウ
トして版下を作成し、印刷会社に引き渡すというスケジュール。版下作成は、
デザイナー全員で分担すれば、間に合う可能性があるという。ところが、写植
を外注する時間は全くない。

相談を受けた筆者は考えた。広告原稿を受け取ってから文字を打つ、という常
識にとらわれなければいいのだ。

あらかじめ、取り扱い商品の品名、仕様、価格等を提出してもらって、データ
ベース化しておけばいい。

セール情報が届き次第、掲載商品のデータを検索して、標準価格を広告掲載価
格に変更する。商品データは、品名、内容量、価格、といった項目別に csv形
式で書き出し、Aldus PageMakerにテキストとして読み込む。定義済みのスタ
イルを適用してレーザープリンタで出力すればいい。

写植と比較すれば見劣りはするが、クライアントが重視するのは、広告を打つ
タイミングである。それに、消費者がもとめるものも、書体の美ではなく、お
買い得情報、なのだ。

データベースソフトは、新たに購入しなくても、CADの表計算機能(図面連携
カード型データべース)で代用できる。常駐先に相談して、機器とソフトウェ
アの使用許可を得た。データ設計を行い、入力フォームを作成した(★4)。

データ入力には、経理担当者が名乗り出た。数字を見慣れているから価格デー
タの入力が正確且つ速い。

なにしろ、PC-9801 FAと、PC-9801 BAの時代である。ハードウェアと操作の両
方が遅くては間に合わないのだ。

PageMakerでのスタイルの適用は手動で行っていた。これは手間だった。さら
に合理化することはできないものか?

たとえば、個々の商品データに「品名」や「価格」といった、データの意味を
付けたうえでPageMakerに渡し、意味に対応するスタイルを瞬時に適用できな
いものか。

しかし、それを実現するには、データだけでなく、データの意味も同時に渡す
必要が生じる.....。

そんなある日、常駐先の社長に呼ばれた。「CALSって知ってるか?」

数名の来客が「御社の開発思想は、CALSのようですね」と言っていたのだ。
その言葉は初耳だった。これは重要なキーワードになる! と直感したから、
書店へ日参した。そして、CALSの本が刊行されるや、購入した(★5)。

CALS(Computer-aided Acquisition & Logistics Support)とは、効率的なロ
ジスティクス(物資・人員・設備の、調達・輸送・管理)を目的とし、標準化
された構造のデータを共有・互換する取り組みだ。

CAD/CAMを使えば、レガシーデータの n次利用により、設計から製造までの全
工程を一貫して合理化できる。

これにより、従来の手作業では不可能だった、3つのメリットが生まれる。

設計図データを単品図などに流用すると、二度手間が省け、転記ミスも防げる。
NCデータに展開すれば、製造・加工までできる。図面中の部材データを積算見
積や部材発注といった管理業務に利用できる。

さらに、ネットワーク(当時は NTTのINS回線)が整備されると、設計事務所
から遠隔地の工場にデータを送信して、加工することが当たり前になる。まさ
しく、これは一種のCALSなのだ。

CALSにおいて、電子マニュアルなどのドキュメントを表現する形式は、SGML
(Standard Generalized Markup Language)である。データにタグを付けて、
メタデータ(データについてのデータ、データの意味)を表現する。

筆者は、この「タグ」に関心を持った。データと、データの意味を、同時に扱
う方法があったのだ!

そして、データベースがデザインワークを変える日が近づきつつあることを感
じたのだった。

特価商品のデータベースをサーバーに置き、CATV回線を利用するなどして、一
般消費者が随時アクセスして利用できる時代が来る。

ヴィジュアルデザインよりも、情報そのものに価値を見出す時代が来る。これ
からのキーワードは、データベース、サーバー、メタデータだ。

CALSからSGMLを知ったことが、その後、XMLへの関心へとつながっていった(★6)。
そして、筆者は、XML1.0がW3C勧告となった1998年2月、退職を願い出た。

〈次回へ続く〉

★1 XML黎明期、筆者は、業務経験を活かして「XMLという技術」を伝えようと
努力した。CAD/CAMは、棒心(製造現場のリーダー)が使ってこそ価値が高ま
る。XMLも、それぞれの業界の現場を知る人が使ってこそ、価値がある。その
ためには、「敷居は高く、壁も高く」だった技術の世界を、「敷居は低く、壁
は高く」に変える必要があった。

★2 筆者が実際に手掛けた作業は、日経IT Pro連載「Webプランニングから始
めよう! 〜SOHO、小規模事業者編」第6回「ブランド・イメージ統一のための、
第一歩(2006/11/24掲載)」のリスト1「Webサイトとのイメージの統一を考え
るべき他のアイテムの例」に列挙している。
< http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061113/253492/?ST=develop >

これら以外に、現在なら、モバイルデバイス向けのアプリやfacebookページや
動画サイトの開設も必要だ。

★3 DTPは、Windows 3.1版 Aldus PageMakerとAldus Photo Styler、CADソフ
トの試用版のオープニングタイトル制作は Super Kid、記事執筆は DOS版一太
郎、社内LANは NEC Netware、ファイル管理は Ecologyだったと記憶している。

★4 DOS版CADのカタログ作成に、CADとMac版DTPを併用していたこともある。
図面データを写真扱いにすると、印刷結果は不鮮明になる。かといって、ベク
トル化するためにIllustratorで図面を引き直すなんてできない。そこで、CAD
データを何度か互換することにより(主に汎用HPGL)、Illustratorに渡した。

★5「CALSの実像〜コストダウンの決め手〜」円川隆夫・伝田晴久・城戸俊二
著(日経BP社)

★6 筆者ブログ「イメージ AndAlso ロジック」参照。
「技術立国」から、「技術哲学立国」へ、シフトせよ。(1)「昭和のモノづ
くり、デジタル化の背景」
< http://blogs.itmedia.co.jp/seindesign/2011/04/1-9ea2.html >

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【薬師寺聖/個人事業所 セイザインデザイン】
個人事業所 < http://www.seindesign.net/ >
ブログ < http://blogs.itmedia.co.jp/seindesign/ >

絵を描き、詩を書き、曲を書き、文を書き、企画書と仕様書を書き、コードを
書く、在野の思索家。科学・医療・福祉分野のXML案件を手掛ける傍ら、XML資
格試験の初発本など、書籍や連載を多数執筆(主にPROJECT KySS名義)。
現在は、受託業務から独自発信にシフト中。
Microsoft MVP for Client Development(Oct 2003-Sep 2015)


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■クリエイター手抜きプロジェクト[416]AfterEffects CS6〜CC 2014編
プロジェクト内で使用されているエフェクト一覧を出力する

古籏一浩
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20150223140100.html >
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今回はAdobe AfterEffectsのプロジェクト内で使用されている、エフェクト一
覧を出力するスクリプトです。このスクリプトは各コンポジションごとに配置
されているレイヤーに施されているエフェクトを、テキストファイルに書き出
します。

スクリプトを実行すると、結果を保存するファイル名を入力するように聞いて
きます。ファイル名を入力すると、プロジェクト内にあるすべてのコンポジシ
ョンを調べて、コンポジションに配置されているレイヤーのエフェクトを書き
出します。

なお、AfterEffectsでは表示されているエフェクト名と、内部で使用されてい
るエフェクト名が異なります。そこで、以下のスクリプトでは表示されている
名前と内部での名前の両方を出力するようにしてあります。


function outputEffectsList(output){
    for(var k=1; k<=app.project.items.length; k++){
        var t = app.project.item(k).typeName;
        if (t != "コンポジション"){ continue; }
        var compName = app.project.item(k).name;
        output.writeln("●コンポジション名:"+compName);
        for(var j=1; j<=app.project.item(k).layers.length; j++){
            try{
                var layName = app.project.item(k).layer(j).name;
                output.writeln("■レイヤー名:"+layName);
            }catch(e){
                break;
            }
            for(var i=1; i<256; i++){
                try {
                    var prop = app.project.item(k).layer(j).property("effect").property(i);
                    output.writeln(prop.name + " ("+prop.matchName+")");
                }catch(e){
                    output.writeln("----------------------------------");
                    break;
                }
            }
        }
        output.writeln("=======================");
    }
}
(function(){
    var savefile = File.saveDialog("エフェクト一覧を保存するテキストファイル名を入れてください");
    if (!savefile) { return false; }    // キャンセルされたら何もしない
    var flag = savefile.open("w");
    if (!flag){
        alert("ファイルに書き込めませんでした");
        return;
    }
    //outputEffectsList($); // ESTKのJavaScriptコンソールに出力する場合
    outputEffectsList(savefile);
    alert("処理が終わりました");
})();


上記のスクリプトを実行すると以下のように書き出されます。()内にある文
字が、内部で使われているエフェクト名になります。また、コンポジションに
何も配置されていないか、レイヤーにエフェクトが施されていない場合は、エ
フェクト名は書き出されません。

【例】
●コンポジション名:FM
■レイヤー名:keiba.mov
回転 (ADBE Twirl)
モザイク (ADBE Mosaic)
輪郭検出 (ADBE Find Edges)
トーンカーブ (ADBE CurvesCustom)
----------------------------------
■レイヤー名:keiba.mov
輪郭検出 (ADBE Find Edges)
----------------------------------
■レイヤー名:genba.mov
----------------------------------
=======================
●コンポジション名:test
■レイヤー名:keiba.mov
回転 (ADBE Twirl)
----------------------------------
=======================
●コンポジション名:コンポ 1
=======================


ということで、今回は短めです。AfterEffectsのスクリプト制作で役立つペー
ジでも紹介して、今回はおしまいです。

・After Effects スクリプトリファレンス
< http://aejsx.hiroshisaito.net/home >


【古籏一浩】openspc@alpha.ocn.ne.jp
< http://www.openspc2.org/ >

イングレス。田舎ではちっともポータル増えないので、ほとんどリチャージ職
人と化してます。一応レベル8にはなりましたが。

ずっとPhotoshopのスクリプトと格闘していたおかげで、ほとんどの機能を把
握した感じ。しかし、Photoshopの膨大な機能を把握している人って、いるん
でしょうか。Photoshopが世にでて、もう25年にもなるとのこと。ずっと現役
で最前線で使われているアプリケーションというのも凄い。

・Adobe Photoshop 生誕25周年!
< http://blogs.adobe.com/photoshopjapan/2015/02/19/photoshop_25th_anniversary/ >

・(道路)景観アーカイブ
<http://www.openspc2.org/travel/>

・Adobe JavaScriptリファレンス
< http://www.amazon.co.jp/dp/B00FZEK6J6/ >

・Illustrator自動化基本編
< http://www.amazon.co.jp/dp/B00R5MZ1PA >

・ExtendScript Toolkit(ESTK)基本編
< http://www.amazon.co.jp/dp/B00JUBQKKY/ >

・Mac : JavaScript for Automation(JXA)例文辞典
< http://www.openspc2.org/reibun/JXA/Yosemite/ >

・jQuery+jQuery UI+jQuery Mobile逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/486354149X >

・jQueryプラグイン逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541619/ >

・データビジュアライゼーションのためのD3.js徹底入門
< http://www.amazon.co.jp/dp/4797368861 >

・4K/ハイビジョン映像素材集
< http://www.openspc2.org/HDTV/ >

・JavaScript逆引きハンドブック
< http://www.amazon.co.jp/dp/4863541082 >

・クリエイター手抜きプロジェクト
< http://www.openspc2.org/projectX/ >

・Adobe Illustrator CS3 + JavaScript 自動化サンプル集
< https://www.ddc.co.jp/estore/cgi/item/start.cgi?m=DetailViewer&record_id=243 >
吉田印刷所の「印刷の泉」でも購入できるようになりました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記(02/23)

●呉智英×適菜収「愚民文明の暴走」を読んだ(講談社、2014)。69歳の呉と
40歳の適菜が三回にわたって対談し、それぞれが補筆してまとめたものだとい
う。適菜にとって「この30年間一貫して正しいことを述べてきたのはほとんど
呉智英だけではないか」という大先輩を相手にしているが、臆すことなく突っ
込んでいておもしろい。この際、いろいろわからないことをまとめて聞いてみ
ましたという適菜に、教え諭すような呉の話法はいやみがない。それぞれの青
年期の時代は違うが、ものごとの関心の持ち方や視点に通じるところがあるの
が面白いと呉。巷にあふれる「どうでもいい対談」とは違う。

「俺は若い頃から、若いということに体力以外の価値を見いだしていなかった
からね」「政治において若さを礼賛するのは、バカを礼賛するのと同じです」
「有権者がお客様になってしまっている。政治家は御用聞きに成り下がり『民
意に従え』などバカなことを言い出すようになった」「それがポピュリズムに
つながってくるよね」「政治はプロが見識と見通しを持ってやらないとどうし
ようもない」「世論調査の結果みたいので政治が動いたら、すでに日本という
国ではなくなっている可能性があります。『民意に従う』と言った瞬間に、政
治家としての資質はゼロということになる」。そうだそうだ。

いまの普通選挙制度はポピュリズムの弊害について想定していない。バカの投
票行為をやめさせないと、ますます悪い方に行く。これは誰でも感じているこ
とだが、公に言えない空気がある。民主教という宗教的圧力があるからだ。極
論だけど支持するのが、呉が以前から提唱している「選挙権の免許制とそれに
伴うポイント制」だ。国民一斉に常識程度の試験をして、それに通った人に選
挙権一種、二種、三種……を与える。持ちポイントを分散して投票する。死票
がなくなり、何よりも政治への責任感が強まる。政治をするのは権利ではなく
能力だからだ。大衆社会の暴走を止めなければならない。そうだそうだ。

しかし、案外リズムのない会話だ。それぞれ勝手なこと言っているみたいなと
ころもある。まあそれがこの二人のいい味なのかもしれぬ。教養のないわたし
のような読者にはかなり退屈でもある。呉の主張をむりやり一言でまとめると、
「知は尊重されるべきである」ということ、そして現在は「バカが尊重される
世の中」である。どうしてこうなってしまったのか、社会、宗教、政治、歴史、
文化など多岐にわたる論点から、その原因について考えた、と適菜。悪口が好
きなわたしが、なるほど、いただき、という場面もあるが、半分以上はよくわ
からない対談なのは、わたしがバカだからだ。たぶん。間違いなく。(柴田)


●hammer.mule の編集後記はしばらくお休みします


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発行   デジタルクリエイターズ < http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/ >

編集長     柴田忠男 < mailto:shibata@dgcr.com >
デスク     濱村和恵 < mailto:zacke@days-i.com >

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仏教メルマガ読者数日本一。今この瞬間に幸せを感じ、後悔のない人生にする方法とは?なぜどんなにお金があっても幸せになれないのか。むなしい人生になってしまう原因とは?あなたの人生を背後で支配する運命の法則と99%の人が自覚なく不幸を引き寄せている6つの行いとは…?仏教史上初のウェブ通信講座を開設、仏教の歴史を変え続ける中村僚が、葬式法事仏教となった現代日本の仏教界では失われた本当の仏教の秘密を公開。発行者サイトでも隠された仏教の秘密を無料プレゼント中。
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