言葉の森 オンラインマガジン

言葉の森新聞2017年1月4週号 通算第1452号★寺子屋オプション企画★勝つためから、楽しむための習い事へ


カテゴリー: 2017年01月20日
言葉の森新聞2017年1月4週号 通算第1452号
文責 中根克明(森川林)

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 おかげさまで、ベストセラー1位(アマゾン家庭教育部門 2017年1月)
                              
         言葉の森代表 中根克明著

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■■【重要】サーバ工事のため1.4週からウェブ表示が一部制限されます

 サーバの移転工事を行うため、1.4週から、言葉の森のウェブの表示が一
部制限されます。ご不便をおかけすることがあると思いますが、よろしくお願
い申しいたします。
 なお、工事の進捗状況については、言葉の森のトップページでお知らせしま
す。


■■【重要】寺子屋オンエアとオンエア講座は2月は休止、3月から新学年で
スタート

 サーバ工事に関連して、寺子屋オンエアとオンエア講座は、2月1週~4週
の間、休止します。3月から体制を整えて新学年扱いで再開します。
 急なご連絡で申し訳ありませんが、よろしくお願い申し上げます。


■■【重要】ますます重要になる作文力、その作文力の土台を3月からの「寺
子屋オプション」企画で

 これからの入試では、解法の知識を詰め込むような勉強ではなく、思考力や
表現力を育てるような勉強が要求されます。
 入試の形態も、一律の筆記試験ではなく、それぞれの個性を生かしたアドミ
ッション・オフィス型の試験が主流になってきます。
 大学入試がそのように変わるのは、先進国の社会がそのような思考力、表現
力、創造力のある人材を必要とするようになっているからです。
 そういう新しい学力を育てるために、小学生からの作文力育成はますます重
要になってきています。
 言葉の森では、このような未来を見越して、35年間、作文専科の指導をし
てきました。

■作文力の土台となる学力

 しかし、作文力は作文指導だけで身につくものではありません。
 作文は、その生徒の学力の集大成ですから、作文力として現れるものは、そ
の生徒の全学力の結果です。
 作文力を山の山頂とすると、その裾野となる山麓を形成するものは、思考力
、読解力、語彙力などを中心としたトータルな学力です。

■寺子屋オプション企画

 言葉の森では、作文力の土台となる学力育成を、学力テストや自習検定やオ
ンエア講座などの形でこれまでさまざまに支援してきました。
 しかし、これまでの多様な企画の区別などがわかりにくいという面がありま
したので、この3月からこれまでの企画を「寺子屋オプション」企画として整
理統合して提供することにしました。
 寺子屋オプション企画の重要な柱は3つあります。それらは、(1)寺子屋
オンエア、(2)オンエア講座、(3)森の自然寺子屋合宿です。
 このほかに、プレゼン作文、作文検定、自習検定、暗唱検定なども、寺子屋
オプション企画の一部として利用できるようにしていきます。

■自主性と勉強習慣を育てる「寺子屋オンエア」

 学力をつける基本は、家庭での自学自習です。子供のときから、自分で計画
を立てて勉強をする習慣をつけていると、学年が上がるほど学力がついてきま
す。寺子屋オンエアは、国語読解力を中心とした自学自習を、先生がオンエア
で指導する仕組みです。
・週1回1時間程度(時間は自分で自由に選べます)
・月謝2,160円
・月~金の範囲で週何回でも選べます。
・勉強の内容は、指定の国語問題集読書を中心に、自由な教材で算数数学、英
語、理科社会など。自習検定試験も行います。

■思考力と発表力を育てる「オンエア講座」

 作文力をつける土台は、作文の課題を事前に予習しておくことです。翌週の
作文課題の解説をもとに構想図を書き家族と対話できる機会を作ります。
 また、これからは、国語力とともに、算数数学の力は必ず必要になってきま
す(文系でも数学が必修になります)。
 更に、これからの学力は、答えを見つける勉強ではなく、問題を作る力、そ
れを発表する力を育てる勉強が必要になります。
 そこで、オンエア講座では、学年別に、これらの考える勉強、発表する勉強
を行っていきます。
・週1回45分程度(曜日時間は指定されています)
・同学年6~7名のグループ学習
・月謝2,160円
・勉強の内容は、読んでいる本の紹介、作文の予習、考える算数(当該学年分
と先取り学年分)、構想図と似た問題作成の実習、それらの発表、保護者懇談
、寺子屋オンエアの勉強の質問相談など。

■自然や友達との触れ合いの中で学ぶ「森の自然寺子屋合宿」

 日中は自然の中で友達たちと遊び、朝と夜は寺子屋形式で勉強をする合宿で
す。
 2泊3日を1単位として、夏休み中何泊でも参加できます。
 祖父母も含めた三世代の参加も受け付けます。
 7月22日~8月31日の予定です。夏休み以外の土日合宿も計画していま
す。

■その他の寺子屋オプション企画

 言葉の森では、このほかに次のような企画を行っていきます。
 いずれも、パソコンを使うことが多いので、パソコン練習の企画も並行して
行っていく予定です。
・プレゼン作文・作文検定・自習検定・暗唱検定・パソコン練習企画


■■勝つための習い事から、楽しむための習い事へ――スポーツも、作文も

 小学生の習い事に関する調査(2016年11月VSN)によると、子供に
習わせたい習い事の1位はスポーツ系、2位は英会話、3位は音楽系という結
果が出ています。
 親の動機は、スポーツや英語や音楽のプロになることではないと思います。
その分野が、苦手にならないように、そしてできれば楽しめるように、という
ことでさせているのです。
 しかし、教える側は、それだけでは物足りないと思うのか、「勝つ」という
方向で目標を立てがちです。
 そして、実際に習い事の成果を発表する場は、試合や、検定試験や、コンク
ールなどですから、そこでどうしても優劣がつきます。
 特にスポーツの場合は、負けたチームはかなり屈辱感を味わいます。逆に言
えば、勝ったチームは大きな優越感にひたります。だから、親も子供もどうし
ても、勝つためのスポーツという方向に進んでしまうのです。
 本当は、子供時代は、いろいろな運動を楽しむべきなのに、サッカーならサ
ッカー、野球なら野球といったように、最初に参加した特定のスポーツに特化
するような取り組み方になってしまいうのです。
 しかし、多くの人がそういう今のスポーツのあり方のおかしさに気づきはじ
めていると思います。
 作文の勉強も似ています。
 言葉の森の生徒は、よく新聞に入選したり、コンクールに入選したりしてい
ます。
 しかし、教室としてそういう入選の目標に取り組んでいるわけではありませ
ん。家庭で自由に取り組んでもらうという立場です。
 入選は、子供にとって大きな自信になります。そして、小学生なら誰でも年
に何回かは素晴らしい作文を書くことがあります。
 しかし、教室として、子供たちの作文を入選させるために手直しするような
ことはしません。先生が手を加えて上手な作文にしても、子供にとっては喜び
にならないからです。
 そのかわり、言葉の森では、生徒それぞれが作文を発表するプレゼン作文発
表会のような企画を充実させたいと思っています。
 賞や級を全く出さないわけではありませんが、それらはあくまでもきっかけ
作りで、それらの賞や級を目標にして競わせるようなことはしません。
 そうして、ひとりも苦手な子がなく、多くの子が作文が得意になるような教
室を目指しています。
 ただし、進歩のあとがわかることは必要ですから、森リン点の集計や作文検
定の実施などには取り組んでいます。
 しかし、これも競争を煽らない形で進めています。
 それでも、小学生新聞の入選者数などは、たぶん毎年全国1位になっている
のだと思います。


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